九州大学 舩田善之さんより2008/02/13 23:55

舩田先生からメールをいただいた。

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私事で恐縮ですが、来年(2008年)刊行予定の『史学雑誌』「回顧と展望」(2007年)の内陸アジア一(モンゴル帝国期まで)を担当させていただくこととなりました。資料収集を開始して大分経っておりますが、まだ十分な資料収集ができておりません。資料収集に際しては、『史学雑誌』の文献目録や『東洋史研究』の近刊叢欄に掲載されている論文題目以外に拠るべき情報を持ってないに等しい状況です。重要な論著でありながら、これらに漏れてしまっているものもきっとあることと思われます。また、九州では入手できない文献も予想以上にたくさんあります。
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この文章の続きと宛先などは下の舩田さんのブログQuiet Nahooをごらんください。敦煌吐魯番研究もこの範疇に入ります。
http://qnahoo.blog103.fc2.com/

『史学雑誌』「回顧と展望」といえば、前島佳孝さんが書いた文章の翻訳が中国の雑誌に何度か載っていた。注目度が高い。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/02/07/2608827

この原稿を書く人は短期間で要領よくそういう仕事をこなすわけだから、いつも感心してしまうが、誰であっても材料がなければ書きようはない。とりわけ、昨年のものは情報すらないこともあるだろうし、若い(とはいっても舩田さんはその分野ではよく知られた人だが)研究者ほど抜き刷りをもらう機会は少ないし。是非、ご協力を。

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