新収 歴史と素材2008/07/01 19:31

石上英一(編)『歴史と素材』(日本の時代史30)吉川弘文館、2004年。

歴史と素材
1 文書と木簡
2 中世古文書学再考
3 近世史料と政治史研究―江戸時代前期の院近臣の授受文書を中心に
4 近代文書と政治史研究
5 江戸期における北方空間認識と外国資料
6 考古学と歴史学
7 中世絵画と歴史学
8 典籍の伝来と文庫―古代・中世の天皇家ゆかりの文庫・宝蔵を中心に
9 文化財保護と史跡保存

新収 敦煌本『老子』研究2008/07/01 19:36

朱大星(著)『敦煌本『老子』研究』(浙江大学古籍研究所中国古典文献学研究叢書)、中華書局、2007年8月。

タイトル通り敦煌本『老子』の研究書。テキストの特徴や伝本の系統、流伝などについて研究。 また、郭店『老子』との関係ものべられているようで、ざっとみたかぎり、『老子』の研究をする際には見逃せない感じ。
敦煌本にはこれほど『老子』残巻がふくまれてたんですね。

新収 日本歴史 第722号2008/07/03 20:06

日本歴史学会(編)『日本歴史』2008年7月号(第722号)、吉川弘文館。

個人的に興味があったものだけ書き抜いておく。

八木充、百済滅亡前後の戦乱と古代山城
山本英貴、近世後期における闕所奉行の基礎的考察

阿部哲人、上杉景勝・狩野秀治・直江兼続

新収 唐代西方浄土礼忏法研究2008/07/03 20:12

楊明芬(著)『唐代西方浄土礼忏法研究-以敦煌莫高窟西方浄土信仰為中心』、民族出版社、2007年4月。

文献研究と石窟壁画に関する融合的な研究。使用されている敦煌文献はP.2130とP.3216。

米沢藩『本草考彙』研究序説2008/07/04 00:11

岩本篤志、米沢藩『本草考彙』研究序説―佐藤中陵と曽槃および好生堂に関する新資料、『新潟史学』59号、2008年6月、34~55頁。

以下、「はじめに」より

 藁科玄隆撰『本草考彙』は李時珍『本草綱目』の分類をもちい、佐藤成裕、曽槃、小野職博の説を中心に整理・考察をくわえた本草書で、藁科が六八才の文政一三年(一八三〇)に米沢で完成した。藁科玄隆は文政八年、米沢藩「本草会」頭取になった人物で、『本草考彙』を好生堂に納める際、他の藩医等がこの書を時の藩主、上杉斉定に褒賞するようすすめた記録で知られてはいたが、本書は藩蔵書の大半を継承したとされる市立米沢図書館には所蔵されておらず、ながいことすでに失われた典籍と考えられていた。

 しかし、前稿で述べたように、文部省は明治四年から九年にかけ、全国の旧藩蔵書を調査したうえで書籍を選んで提出させており、米沢藩の蔵書を継承した置賜県もその対象となった。『本草考彙』はそのひとつに選定されており、明治八年、文部省が旧藩蔵書を交付した東京書籍館のもとへ移籍され、後身の国会図書館へと伝存することになった。来歴の複雑さゆえか、国会図書館の目録と『国書総目録』に著録されるほかは、二〇〇二年刊行の磯野直秀『日本博物誌年表』による簡単な紹介がその内容に言及したはじめてのものと思われる。
(以下略)

本草書と「採薬」の関係を探った論文です。おまえは何、道草くってんだといわれそうですが、道草ではありませんよ。本草です。

新収 東方 第329号2008/07/07 02:20

『東方』、東方書店、2008年7月。

神鷹徳治、(書評)平成の日本国見在書目録(『日蔵漢籍善本目録』)
柴剣虹(山本孝子訳)、(書評)敦煌学を写し出す高精度広角レンズ(『敦煌文書的世界』)

新収 シルクロードの考古学2008/07/07 02:28

岡内三眞(編著)『シルクロードの考古学』(早稲田大学オンデマンド出版シリーズ)、早稲田大学文学学術院、2008年3月。

松井太先生とむとうすさんのブログを見て購入してみた。

「はじめに」に「学生や社会人を読者に想定した」「わかりやすく面白くためになる教科書」とある。編著者以外に13人が執筆している。

新収 敦煌吐魯番研究2008/07/14 21:00

『敦煌吐魯番研究』 第10巻、上海古籍出版社、2007年。

「新獲吐魯番出土文献研究専号」である。重要な論文が並ぶ。たぶん興味のある論文は全部なので、タイトルはあとで入力するとしよう。

新収 唐代詔令集2008/07/14 21:05

宋敏求『唐代詔令集』中華書局、2008年4月。

これは1958年の商務印書館版の再版。このほか、簡体字版や上海古籍出版社から出版された李希泌主編『唐代詔令集補編』がある。

新収 東洋史研究 第67巻 第1号2008/07/14 21:19

『東洋史研究』第67巻第1号、2008年7月

宮紀子、対馬宗家旧蔵の元刊本『事林広記』について

五山僧の教養について分析も見られるので、日本中世史や中世文学の人にも興味深い内容となっているとおもわれる。