拝受 帰ってきた男2008/07/23 21:34

坂尻彰宏、帰ってきた男-草原とオアシスの間、懐徳堂記念会(編)『世界史を書き直す 日本史を書き直す』、和泉書院、2008年6月。

坂尻さんからいただいた。仲介頂いた佐藤さん、坂尻さん、ありがとうございました。タイトルを見ると西部劇のようだが、実際は敦煌文献からわかることの一端が、リアルに表現されている。少し冒頭から引用します。

「今からおよそ一〇七〇年前のある日、敦煌の町に一人の男が帰ってきました。彼は幼い時に離れた故郷に帰ってきたのです。(中略)この時にはこの男の突然の帰郷が、ささやかな事件の火種となり、およそ一〇年後にはちょっとした裁判沙汰にまでなってしまうとは、誰も知る由がありませんでした。」

本書の目次は松井先生のブログでみられる。
http://dmatsui.cocolog-nifty.com/abitaqur/2008/07/post_944a.html
また書名(帰ってきた男、ではありません)をググれば、Amazonのページが出てきます。

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_ むとうすブログ - 2008/08/26 00:45

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