新収 石林燕語2008/07/15 18:38

葉夢得(撰)宇文紹奕(考異)『石林燕語』中華書局、2006

北宋末南宋初の人の筆記。唐代の制度に関する言及が多い。これは3刷のようである。第一版は1984年。

文物 総第625期2008/07/17 00:44

『文物』 総第625期、2008,6

西安市文物保護考古所、西安北周康業墓発掘簡報
西安市文物保護考古所、西安長安区郭杜鎮清理的三座宋代李唐王朝後裔家族墓
程林泉・張翔宇・山下将司、北周康業墓誌考略

今号はすでに日本の書店にもならんでいるらしいと聞くので、今回は入手が遅れたなーという感じである。
北周康業墓は新しく発見されたソグド人墓。公開が待たれていたものである。

拝受 西魏宇文泰の大行台について 他2008/07/17 21:31

前島佳孝、西魏宇文泰の大行台について、中央大学東洋史学研究室(編)『池田雄一教授古稀記念アジア史論叢』、2008年3月
前島佳孝、李虎の事跡とその史料、中央大学人文科学研究所『人文研紀要』第61号、2007年9月。

前島さんからいただいた。ありがとうございました。

新収 2007 中国重要考古発現2008/07/17 21:58

国家文物局(主編)『2007 中国重要考古発現』、文物出版社、2008年4月。

甘粛高台地硬坡魏晋墓
新疆庫車県晋十六国時期磚室墓発掘
河北磁県北朝墓群発現東魏元祜墓
西安竇寨村北周仏教石刻造像窖藏
唐大明宮含殿遺址以南考古新収獲

とりわけ、上三件の写真は鮮明で、その内容もおもしろそうにみえる。
そのほか、チベットの寺院址とか西沙群島の宋沈没船の積載物とかおもしろそうな写真がいっぱい載っている。歴史のスケールが大きい国だというのは実感できる。
説明文が英語中国語併記というのはこのシリーズは外国人にも人気なのか、売り込みたいのか。

新収 鉄琴銅剣楼蔵書題跋集録2008/07/17 22:22

瞿良士(輯)『鉄琴銅剣楼蔵書題跋集録』上海古籍出版社、1985年

清末民国期の常熟の蔵書家の題跋集録。

一緒に購入した古書に某大学の蔵書印が。これ、マズいんでないかな。なかなかレアものだったんですけどね。
(返送→書店さんが某大学に連絡してくれるということで解決)

新収 文献通考経籍考2008/07/18 19:33

馬端臨(著)、華東師範大学古籍研究所(点校)『文献通考経籍考』(上・下)華東師範大学出版社、1985年。

書名をぱっと見ると『文献通考』の経籍についての考察かとおもうわけですが、『文献通考』の一部である「経籍考」部分の標点本。格別な校注がつくわけでもないが、どこかでつかえるはず。

 なんて書くと、使わない本を買っている余裕があるのかと思われるでしょうが、もちろん、予定ありですよ。たまに大型本は公費で買ってますが、まだ私費メインですからね。趣味では買ってられません。

新収 植民地時代の古本屋たち2008/07/18 19:45

沖田信悦(著)『植民地時代の古本屋たち-樺太・朝鮮・台湾・満洲・中華民国-空白の庶民史』寿郎社、2007年12月。

 なんと奥行きのあるテーマだろうとおもい、おもわず購入してしまった。
 まあ、唐宋元の書肆に興味があれば、このテーマも、似たようなモノだとおもうけど。
 あと50年後にはここに書かれているようなことはわからなくなっているかもしれない。ただ著者以外に続編とか同種のものを書く人は当分いないだろうから100年に1冊というテーマかもしれない。

新収 西域研究 総第70期2008/07/18 21:57

新疆社会科学院『西域研究』 総第70期、2008年第2期

林梅村、于闐花馬考-兼論北宋与于闐間的絹馬交易
曹凌燕、論四神文化在西域的流変

英国駐カシュガル総領事館対ソ情報活動とかマンネルハイムに関する論考が並ぶが、この辺のタイトルをかきとめておこう。

拝受 「唐乾封二年(六六七)西州高昌県董真英随葬功徳疏」小考2008/07/23 21:28

町田隆吉、「唐乾封二年(六六七)西州高昌県董真英随葬功徳疏」小考-七世紀後半高昌漢人オアシス民の来世観の一例、太田幸男・多田狷介編『中国前近代史論集』汲古書院、2007年12月。

町田先生からいただいた。ありがとうございました。内容はタイトルにばっちりあらわされている。

拝受 帰ってきた男2008/07/23 21:34

坂尻彰宏、帰ってきた男-草原とオアシスの間、懐徳堂記念会(編)『世界史を書き直す 日本史を書き直す』、和泉書院、2008年6月。

坂尻さんからいただいた。仲介頂いた佐藤さん、坂尻さん、ありがとうございました。タイトルを見ると西部劇のようだが、実際は敦煌文献からわかることの一端が、リアルに表現されている。少し冒頭から引用します。

「今からおよそ一〇七〇年前のある日、敦煌の町に一人の男が帰ってきました。彼は幼い時に離れた故郷に帰ってきたのです。(中略)この時にはこの男の突然の帰郷が、ささやかな事件の火種となり、およそ一〇年後にはちょっとした裁判沙汰にまでなってしまうとは、誰も知る由がありませんでした。」

本書の目次は松井先生のブログでみられる。
http://dmatsui.cocolog-nifty.com/abitaqur/2008/07/post_944a.html
また書名(帰ってきた男、ではありません)をググれば、Amazonのページが出てきます。