拝受 シルクロード 文字を辿って2009/08/04 20:06

京都国立博物館(編)『シルクロード 文字を辿って-ロシア探検隊収集の文物』、京都国立博物館、2009年。

 現在、京都国立博物館で開催されているロシア科学アカデミー東洋写本研究所のコレクションによる展覧会の図録。 編集・解説に携わった高田時雄先生からいただいた。ありがとうございました。
 展示品はすべてカラー写真で掲載されている。敦煌文献には漢文文献のみならず、多くの胡語文献が含まれており、展示品はそうした文化的多様性を反映した選択がされているようである。
 また敦煌文献ではないが、同研究所のコレクションである西夏文字で書かれた文献資料も多数収録されている。今回の展示は内陸アジアの古代中世の言語に興味のある人にも得難い機会であろう。

以下、一部抜粋。
「敦煌を中心とした西域出土の文献類は、全世界に5万点余もあるといわれており、中でも中国・イギリス・フランス・ロシアに所蔵されるものが、世界四大コレクションとよばれている」
「サンクトペテルブルクのロシア科学アカデミー東洋写本研究所に保管されている敦煌遺書類の中核は1914-1915年のオルデンブルクの第2次トルキスタン調査団によって収集されたもの」

http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/090714/tokubetsu.html
一度ロシアで展示されたものが大半のようだが、日本では京都以外に展示される予定がないので要注意である。

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