新収 唐代史研究 第12号2009/09/02 02:55

唐代史研究会(編)『唐代史研究』 第12号、2009年8月。

“隋唐帝国と隣接諸国ー国際構造論へのアプローチ”という特集がくまれており、以下の論文が掲載される。

 井上直樹、八世紀中葉の新羅・唐関係ー孝成王代を中心に
 平田陽一郎、周隋革命と突厥情勢-北周・千金公主の降嫁を中心に
 林謙一郎、南詔王権の確立・変質と唐・吐蕃関係ー和親(公主降嫁)の意味するもの
 藤野月子、唐代における和蕃公主の降嫁をめぐって-対吐蕃関係を中心とした

そのほかに論説一本。
 魏斌、漢唐間江南名山的興起-祀典・信仰・知識-

書評五本。
 水間大輔、(書評・紹介)池田雄一著『中国古代の律令と社会』
 古畑徹、榎本淳一著『唐王朝と古代日本』
 岡野誠、大津透(編)『日唐律令研究の新段階』
 吉永匡史・武井紀子、『唐研究』第14号(天聖令特集号)
 窪添慶文、堀敏一著『東アジア世界の歴史』

この他にも学会参加報告などの記事が載る。

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