拝受 『弘決外典鈔』に関する諸問題―『論語義疏』の引用を中心に ほか2011/05/31 20:13

高田宗平、日本古代『論語義疏』受容史初探、『国立歴史民俗博物館研究報告』第163集、2011年3月。
高田宗平、『弘決外典鈔』に関する諸問題―『論語義疏』の引用を中心に―、『日本漢文学研究』第6号、2011年3月。
高田宗平、日本古典籍所引『論語義疏』の本文について、『旧鈔本の世界―漢籍受容のタイムカプセル―』、勉誠出版、2011年4月。

高田さんからいただいた。『論語義疏』の研究をいっそうふかめておられるようである。いただいてからずいぶん時間がたってしまった。そういえば『弘決外典鈔』は本草でも見ておくべき本だった。

真柳 誠「金沢文庫の医学古文書」       
http://mayanagi.hum.ibaraki.ac.jp/paper04/shiryoukan/me172.html

以前、高田さんからいただいた抜刷。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2010/05/26/5115000
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/12/02/4735904

以下は購入書。

『旧鈔本の世界―漢籍受容のタイムカプセル―』(アジア遊学140)、勉誠出版、2011年4月。

目次はこちら。
 http://www.bensey.co.jp/book/2385.html
アジア遊学にはこれまでも何度か「漢籍」の企画モノがある。その続きという感じである。執筆者のおおくが明治大と大東文化大に関わる先生方、院生で構成されているのが特徴的。
 おもしろそうなモノを取り出してみると次のような論文がある。

山口謠司、『秘府略』紙背に見える『尚書』の本文
影山輝國、旧鈔本『論語義疏』―儒蔵本『論語義疏』における校訂の問題
船田想、猿投神社所蔵写本『史記集解』本文の系統について
池田昌広、西域出土の古鈔本からみた『漢書』顔師古本
洲脇武志、『古簡集影』所収の『後漢書』旧鈔本
会田大輔、日本における『帝王略論』の受容について―金沢文庫本を中心に
田中良明、前田尊経閣本『天文要録』について
土屋聡、唐鈔本『世説新書』について

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