新収 博物学と書物の東アジア ほか ― 2011/05/16 17:42
高津孝(著)『博物学と書物の東アジア-薩摩・琉球と海域交流』、榕樹書林、2010年8月。
斯道文庫(編)『図説 書誌学-古典籍を学ぶ』、勉誠出版、2010年12月。
吉田歓(著)『古代の都はどうつくられたかー中国・日本・朝鮮・渤海』、吉川弘文館、2011年2月。
昨年度、購入した書籍の山の中から。いずれも面白い本なのだが読了するにはちょっと時間が。とりあえず記録。
斯道文庫(編)『図説 書誌学-古典籍を学ぶ』、勉誠出版、2010年12月。
吉田歓(著)『古代の都はどうつくられたかー中国・日本・朝鮮・渤海』、吉川弘文館、2011年2月。
昨年度、購入した書籍の山の中から。いずれも面白い本なのだが読了するにはちょっと時間が。とりあえず記録。
拝受 陰陽五行のサイエンス 思想編 ― 2011/05/02 20:16
武田時昌(編)『陰陽五行のサイエンス 思想編』京都大学人文科学研究所、2011年2月。
武田先生からいただいた。ありがとうございました。いただいてからずいぶん時間がたってしまった。函入上製本ということで書影は省略させていただく。
3部構成で18篇が収録される。興味深い論考がずらりと並ぶ。ネットで目次をさがしてみたのだけど、まだ無い。少々、全部入力するのはしんどいので、まずは構成(著者名:追加)を紹介。
第一部 陰陽五行説のパラダイム形成
武田時昌、森村謙一、古藤友子、大形徹、清水浩子、宇佐美文理
第二部 道教、医術、占術のなかの陰陽五行説
加藤千恵、金志玹、多田伊織、閻淑珍、宮崎順子、佐藤実
第三部 陰陽五行説の日本的展開
坂出祥伸、佐野誠子、水口幹記、熊野弘子、舘野正美、水野杏紀
後で論文タイトルを書き足したい。
私事:
Firefox4にアップデートしてみたらすこぶる調子が悪いので、Chromeに乗り換え。
ここのところパソコンの各所に不調がでてきて能率があがらず、現用の数台はHDDやめて全部SSDに換装してようやく快調になった。要はアップデートを繰り返すうちにOSが重くなり、ディスクの断片化もすすんでいたことが各所に影響していたようである。それで環境はよくなったはずなのだが、Firefox4は機種によって挙動が違うらしい。
いただきものや眼を通していない雑誌が山積みとなった。書くスケジュールもついに来年度にまで食い込んでしまった。ともかくモノ覚えが悪いので、最初から勉強しなおしたいこともたくさんあるのだが、さて、どうしよう。
武田先生からいただいた。ありがとうございました。いただいてからずいぶん時間がたってしまった。函入上製本ということで書影は省略させていただく。
3部構成で18篇が収録される。興味深い論考がずらりと並ぶ。ネットで目次をさがしてみたのだけど、まだ無い。少々、全部入力するのはしんどいので、まずは構成(著者名:追加)を紹介。
第一部 陰陽五行説のパラダイム形成
武田時昌、森村謙一、古藤友子、大形徹、清水浩子、宇佐美文理
第二部 道教、医術、占術のなかの陰陽五行説
加藤千恵、金志玹、多田伊織、閻淑珍、宮崎順子、佐藤実
第三部 陰陽五行説の日本的展開
坂出祥伸、佐野誠子、水口幹記、熊野弘子、舘野正美、水野杏紀
後で論文タイトルを書き足したい。
私事:
Firefox4にアップデートしてみたらすこぶる調子が悪いので、Chromeに乗り換え。
ここのところパソコンの各所に不調がでてきて能率があがらず、現用の数台はHDDやめて全部SSDに換装してようやく快調になった。要はアップデートを繰り返すうちにOSが重くなり、ディスクの断片化もすすんでいたことが各所に影響していたようである。それで環境はよくなったはずなのだが、Firefox4は機種によって挙動が違うらしい。
いただきものや眼を通していない雑誌が山積みとなった。書くスケジュールもついに来年度にまで食い込んでしまった。ともかくモノ覚えが悪いので、最初から勉強しなおしたいこともたくさんあるのだが、さて、どうしよう。
拝受 東亜伝統家礼・教育与国法 ― 2010/11/30 19:44
高明士(編)『東亜伝統家礼・教育与国法』(一)(二)、台湾大学出版中心、2005年。
徐さんからお譲りいただいた(著者ではないということで、あえてフルネームで記しません)。ありがとうございました。
(一)家族・家礼与教育、(二)家内秩序与国法の2冊からなる。中国、台湾、韓国、日本の著名な学者の論文がずらりとならぶ。唐律や唐令に関する論考がわりにおおくみられる。
敦煌吐魯番文献関連では李正宇「従「吐蕃子年(公元808年)沙州左二将百姓氾履倩等五戸戸籍手実残巻」看吐蕃戸婚方面若干問題」がある。
徐さんからお譲りいただいた(著者ではないということで、あえてフルネームで記しません)。ありがとうございました。
(一)家族・家礼与教育、(二)家内秩序与国法の2冊からなる。中国、台湾、韓国、日本の著名な学者の論文がずらりとならぶ。唐律や唐令に関する論考がわりにおおくみられる。
敦煌吐魯番文献関連では李正宇「従「吐蕃子年(公元808年)沙州左二将百姓氾履倩等五戸戸籍手実残巻」看吐蕃戸婚方面若干問題」がある。
拝受 『特別展・上杉家家臣団』 ― 2010/11/15 17:39
阿部哲人(編)『特別展・上杉家家臣団』(図録)米沢市上杉博物館、2010年9月。
編集、執筆にあたられた阿部さんからいただいた。ありがとうございました。都合2冊いただいたことになる。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2010/10/28/5454048
編集、執筆にあたられた阿部さんからいただいた。ありがとうございました。都合2冊いただいたことになる。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2010/10/28/5454048
拝受 特別展・上杉家家臣団(図録) ― 2010/10/28 18:38
阿部哲人(編)『特別展・上杉家家臣団』(図録)米沢市上杉博物館、2010年9月。
2010年9月18日から11月23日まで米沢市上杉博物館で開催されている「直江兼続生誕450年 特別展・上杉家家臣団」の図録。フルカラー。今回は漢籍や藩蔵書の類は含まれていないが、家臣団の結びつきがわかる様々な古文書、資料からはいくつの示唆めいたものを得ることができた。
巻末解説「中世越後の小国氏」を執筆した矢田俊文先生からいただいた。ありがとうございました。
米沢市上杉博物館
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm
2010年9月18日から11月23日まで米沢市上杉博物館で開催されている「直江兼続生誕450年 特別展・上杉家家臣団」の図録。フルカラー。今回は漢籍や藩蔵書の類は含まれていないが、家臣団の結びつきがわかる様々な古文書、資料からはいくつの示唆めいたものを得ることができた。
巻末解説「中世越後の小国氏」を執筆した矢田俊文先生からいただいた。ありがとうございました。
米沢市上杉博物館
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm
新収 漢文と東アジア 他 ― 2010/10/22 21:35
金文京(著)『漢文と東アジア―訓読の文化圏』(岩波新書)、岩波書店、2010年8月
加地伸行(著)『漢文法基礎―本当にわかる漢文入門』(講談社学術文庫)講談社、2010年10月
吉川忠夫・船山徹(訳)『高僧伝』(4)(岩波文庫)、岩波書店、2010年9月
藤堂明保・竹田晃・影山輝國(訳注)『倭国伝』(講談社学術文庫)、講談社、2010年9月
山本忠尚(著)『高松塚・キトラ古墳の謎』吉川弘文館、2010年10月
榎本渉(著)『僧侶と海商たちの東シナ海』(講談社撰書メチエ)、講談社、2010年10月
林淳(著)『天文方と陰陽道』(日本史リブレット)、山川出版社、2006年
ここ数ヶ月に購入した新書、文庫本など。いずれもWeb上には情報がたくさんある。
上から4冊目までは訓読、翻訳の技術を学ぶ際に参考になる点が少なくない。学生に紹介したり、回読用に購入したものもある。漢文法基礎は読みやすく得るところが少なくないので漢文訓読がはじめての学生にはよさそう。少々冗長。『漢文と東アジア』は間口は狭いのに実はすごい奥行きがある店のようで、自分には得るところが多いが、学部生には少々、きつそう。
いずれの本も蘊蓄が深くて購入したはよいが、肝心な部分を吸収するには読書の時間がない。
『高僧伝』『漢文と東アジア』『倭国伝』『高松塚・キトラ古墳』に北朝関係の記事がある。
加地伸行(著)『漢文法基礎―本当にわかる漢文入門』(講談社学術文庫)講談社、2010年10月
吉川忠夫・船山徹(訳)『高僧伝』(4)(岩波文庫)、岩波書店、2010年9月
藤堂明保・竹田晃・影山輝國(訳注)『倭国伝』(講談社学術文庫)、講談社、2010年9月
山本忠尚(著)『高松塚・キトラ古墳の謎』吉川弘文館、2010年10月
榎本渉(著)『僧侶と海商たちの東シナ海』(講談社撰書メチエ)、講談社、2010年10月
林淳(著)『天文方と陰陽道』(日本史リブレット)、山川出版社、2006年
ここ数ヶ月に購入した新書、文庫本など。いずれもWeb上には情報がたくさんある。
上から4冊目までは訓読、翻訳の技術を学ぶ際に参考になる点が少なくない。学生に紹介したり、回読用に購入したものもある。漢文法基礎は読みやすく得るところが少なくないので漢文訓読がはじめての学生にはよさそう。少々冗長。『漢文と東アジア』は間口は狭いのに実はすごい奥行きがある店のようで、自分には得るところが多いが、学部生には少々、きつそう。
いずれの本も蘊蓄が深くて購入したはよいが、肝心な部分を吸収するには読書の時間がない。
『高僧伝』『漢文と東アジア』『倭国伝』『高松塚・キトラ古墳』に北朝関係の記事がある。
書評「上越市立総合博物館編『高田藩 榊原家史料目録・研究』」 ― 2010/08/05 21:03
小宮山敏和「書評:上越市立総合博物館編『高田藩 榊原家史料目録・研究』」、『新潟史学』第63号、2010年5月
小宮山先生からいただいた。ありがとうございました。忌憚のない感想が述べられている。このブログで『新潟史学』掲載書評として前掲している。
小宮山先生からいただいた。ありがとうございました。忌憚のない感想が述べられている。このブログで『新潟史学』掲載書評として前掲している。
拝受 徳川綱吉-犬を愛した江戸幕府五代将軍 ― 2010/08/05 20:52
福田千鶴(著)『徳川綱吉-犬を愛した江戸幕府五代将軍』(日本史リブレット049)、山川出版社、2010年7月。
福田先生からいただいた。ありがとうございました。大変わかりやすい内容になっている。勉強させていただく。
福田先生からいただいた。ありがとうございました。大変わかりやすい内容になっている。勉強させていただく。
拝受 江戸書物問屋の構造と板権の実効性 ― 2010/08/05 20:11
藤實久美子、江戸書物問屋の構造と板権の実効性ー武鑑株を事例に、『江戸文学』第42号、2010年5月
藤實先生からいただいた。ありがとうございました。
江戸時代までくだると、これほどまでに書物出版をめぐる人びとの思惑がビビッドにわかるものかとあらためて驚かされる。
藤實先生の本は以前、興味深く読んだ。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/19/4017469
藤實先生からいただいた。ありがとうございました。
江戸時代までくだると、これほどまでに書物出版をめぐる人びとの思惑がビビッドにわかるものかとあらためて驚かされる。
藤實先生の本は以前、興味深く読んだ。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/19/4017469
拝受 蝦夷地における漆器の流通と使途 ― 2010/08/04 23:02
浅倉有子、蝦夷地における漆器の流通と使途-浄法寺から平取へ、千田・矢田(編)『都市と城館の中世』、高志書院、2010年4月
浅倉有子、蝦夷地における漆器の流通と使途-椀(盃)・盃台・「台盃」-、『北海道・東北史研究』第6号、2010年年4月
浅倉有子、姥捨の月と真澄-「田毎」の景観の成立、『真澄学』第5号、2010年2月
浅倉先生からいただいた。ありがとうございました。
前二点は近世蝦夷地における漆器の流通と利用のされ方について論じている。
『真澄学』第5号
http://gs.tuad.ac.jp/tobunken/blog.php?date=2010-02-05&cID=5&keyword=&ym=
浅倉有子、蝦夷地における漆器の流通と使途-椀(盃)・盃台・「台盃」-、『北海道・東北史研究』第6号、2010年年4月
浅倉有子、姥捨の月と真澄-「田毎」の景観の成立、『真澄学』第5号、2010年2月
浅倉先生からいただいた。ありがとうございました。
前二点は近世蝦夷地における漆器の流通と利用のされ方について論じている。
『真澄学』第5号
http://gs.tuad.ac.jp/tobunken/blog.php?date=2010-02-05&cID=5&keyword=&ym=