環日本海研究年報 第17号2010/03/31 22:38

『環日本海研究年報』 第17号、新潟大学現代社会文化研究科、2010年3月。

 収録論文10本。内訳は2009年11月におこなわれた国際ワークショップ「東北アジアにおける社会的生活基盤の形成」の3セッションのうち第2セッション「朝鮮における社会的生活基盤の形成」の論文が4点(執筆:金永白、山内民博、広瀬貞三、橋谷弘、大宮誠)。なお、その他セッション分は前掲『環東アジア研究センター年報』第5号に収録されている。
 これ以外に「東北アジア地域史の諸相〔I〕」の特集が組まれ、論文3本(内田宏美、芳井研一、陳祥)、そしてそのほかに通常投稿論文が3本(井村哲郎、岩本、高慶元)で、合計10本である。
 『環日本海』『環東アジア』両誌にわたり、論文14本を展開した国際ワークショップの中心的論文が、芳井研一「東北アジア地域の社会的生活基盤の形成」(『環東アジア』第5号)ということのようである。
 この2誌収録論文の主要キーワードは「東北アジア、満鉄、満洲、都市港湾建設、環境保全」というところで東北アジア近現代史に関する論文が過半をしめる。

 ここではあえてあきらかに異質な三点を紹介しておこう。

内田宏美、唐代室韋墓葬と森林ステップ-“角弓”の分析を中心に
岩本篤志、新発田藩の蔵書目録について-九代藩主・溝口直侯の「本草学」との関係を中心に
高慶元、外国人研修制度の実態と課題

http://iwamoto.asablo.jp/blog/2010/03/02/4916926

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