新収 日本医史学雑誌 第57巻第2号2011/06/23 00:31

『日本医史学雑誌』 第57巻第2号、2011年6月

 日本医史学会総会の演題の要旨が90点、載る。

天野陽介・小曾戸洋・町泉寿郎、『医学天正記』異本類の比較研究
真柳誠、『素問』の早期版本について
楊歓、唐代『張仲景傷寒論』の検討
多田伊織、唐代の散逸医書『古今録験方』から見た六朝期の散逸医書『僧深方』
遠藤次郎・鈴木達彦、新発見の医書『江春記抜書』と田代三喜
竹内尚、聿修堂の蔵書目録について

このほかにも興味深いものがたくさん掲載される。

拝受 内陸アジア出土4~12世紀の漢語・胡語文献の整理と研究2011/06/23 17:49

土肥義和(代表)『内陸アジア出土4~12世紀の漢語・胡語文献の整理と研究』(科研基盤(C)研究成果報告書、平成22年度分冊)、2011年3月

土肥・片山章雄先生からいただいた。ありがとうございました。内容はいかのとおり。

岡野誠、旅順博物館・中国国家図書館における『唐律』『律疏』断片の原巻調査
片山章雄・王振芬・張銘心、旅順博物館所蔵文書と大谷文書その他文書の綴合(日文版と中文版あり)
土肥義和(編)、宋代繁塔石刻資料集(稿)補遺
速水大、杏雨書屋所蔵「敦煌秘笈」中の羽620-2文書について

羽620-2は府兵制に関わる蒲昌府関連文書である。まだこの部分の影印冊は刊行されていないが、速水報告では展示を仔細に観察することで目録冊の記事を補正すると同時に推論をおこない、展望を示している。かつて日比野丈夫氏が紹介したものもあり、再度、唐代史で関心を集めると思われる資料のひとつである。速水さんからはご自身が書かれた部分の複写をいただいた。ありがとうございました。