新収 諸子百家2009/04/21 19:35

湯浅邦弘(著)『諸子百家』(中公新書)、中央公論社、2009年3月。

新出の出土資料によって『諸子百家』の理解はどのように変わってきたのか、ここ数十年の研究成果がよく分る工夫がなされた概説書。読みやすい。

以前紹介した同名の浅野裕一(著)も同じコンセプトであり、これもまた読みやすいが、じっくり読み比べるとおもしろいかもしれない。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/19/4017448

新収 「女」で読むドイツ文学2009/04/10 23:09

三浦淳(著)『「女」で読むドイツ文学』(ブックレット新潟大学)、新潟日報事業社、2003年8月。

 新入生配布物にふくまれていたものを某先生からお譲りいただいた。

「映画は女優で観るものだ」という言葉のごとく、ドイツ文学の作品を対象に、その表現、背景をときあかしたもの。
 完全に収録カテゴリを越えているがともかくメモ。

拝受 世界の視点 知のトポス Nr.42009/04/10 22:58

『世界の視点 知のトポス』Nr.4、2009年3月。

「難解で、忘れられていた哲学文献を掘り起こして、翻訳して、これを紹介する」(あとがき)ことをひとつの目的とした学術誌。たぶん多くの教員に配布されたもの。

ドイツ語からの翻訳2点(訳者は栗原隆・平川愛・阿部ふく子)、論文2点(著者はともに深沢助雄)を収録。

新収 老子 他2008/12/19 22:02

蜂屋邦夫(訳注)『老子』(岩波文庫)、岩波書店、2008年12月。
浅野裕一(著)『諸子百家』(講談社学術文庫)、講談社、2004年11月。
藤木久志(著)『戦国の作法ー村の紛争解決』(講談社学術文庫)、講談社、2008年10月。

後の2書は持っていたような気もするのだがセールに乗じて購入。

新収 孫臏兵法ーもうひとつの孫子2008/11/12 22:39

金谷治(訳注)『孫臏兵法ーもうひとつの孫子』ちくま学芸文庫、2008年10月。

銀雀山漢墓出土の『孫臏兵法』の訳注。

新収 中国古代擇日2008/10/21 22:51

沈祖祥(著)『中国古代擇日』九州出版社、2008年7月。

「擇日」は占卜もしくは予測術というところか。ビジュアルで文字の大きい概説書。

新収 「大東亜民俗学」の虚実2008/08/29 17:39

川村湊(著)『「大東亜民俗学」の虚実』(選書メチエ)講談社、1996年。

これから読む本。興味深い内容。

新収 一休2008/08/20 00:48

柳田聖山(著)『一休 -「狂雲集」の世界』、人文書院、1980年。
水上勉(著)『一休』、中央公論社、、1996年。

新収でもない。数ヶ月前に読み比べてみようと思って買った2冊。途中まで読んで、傍らに置いたまま、数ヶ月が過ぎた。しばらく読む余裕はなくなってきたのでお蔵入りのため記録。

 柳田一休のほうが読みやすい気がしたのだが、入手したのは1980年第1刷の古本、一方の水上一休は「谷崎潤一郎賞」をとっているからか入手した古本は1996年3月改版の20版。
 ともに古本なので即断はできないが、たぶん水上一休のほうが売れてるのだろう。

 この2冊はどうも森女をどうとらえるかというところで大きな差が出てくるらしい。水上一休の方がいろんな人の意見が引用されているためか、少し読みにくい。柳田一休のほうが読みやすく感じるのは説明が丁寧だからかもしれない。
 まあ、また後で読む機会があるだろう。

新収 唐代西方浄土礼忏法研究2008/07/03 20:12

楊明芬(著)『唐代西方浄土礼忏法研究-以敦煌莫高窟西方浄土信仰為中心』、民族出版社、2007年4月。

文献研究と石窟壁画に関する融合的な研究。使用されている敦煌文献はP.2130とP.3216。

新収 文化史とは何か2008/06/21 12:26

ピータ・バーク(著)長谷川貴彦(訳)『文化史とは何か』法政大学出版局、2008年5月。

 ヨーロッパにおける社会史・文化史研究を中心に「文化史とは何か」を論じている。「社会史・文化史」と書いたがその違いも論じており、研究史の整理として非常に明快なものになっている。個人的に読んできた本の多くが含まれているので、親近感もわく。

 ピータ・バークを取り巻く研究の様々な手法を整理、体系化したもので、何か歴史事象を論じているわけではない。あくまで歴史叙述の方法を先行研究にさぐった方法論の本である。

 学部の頃の授業やある先輩との話からブルクハルトとホイジンガの重要性は意識してきたが、やはりこの2人ははずせないということはこの本でも再認識させられる。

 翻訳もうまいのだろう。あまりに読みやすいので、途中までよんで、怖くなった。今は時間がないのである。ということで途中から斜め読みしてしまったので、また再読しなくてはならない本である。