新収 史学雑誌 第117編第12号2009/01/20 22:54

『史学雑誌』 第117編第12号、2008年12月

河上麻由子、中国南朝の対外関係において仏教が果たした役割についてー南海諸国が奉った上表文の検討を中心に
十川陽一、律令制下の技術労働力ー日唐における徴発規定をめぐって

興味深い2点。十川論文は天聖令を扱う。

拝受 唐代前半期の地方文書行政ートゥルファン文書の検討を通じて2009/01/20 23:00

赤木崇敏、唐代前半期の地方文書行政ートゥルファン文書の検討を通じて、『史学雑誌』第117編第11号、2008年11月。

赤木さんからいただいた。ありがとうございました。
 新出史料でもない古文書の断片を扱い、それらからひとつの規範なり社会なりにせまるのは実に根気のいる作業である。

以前コメントしている。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/13/4006698

ここのところ、3年ほど書きためた調査ノートを見返して、これはと思うことを先行研究と対比していた。そのときに、みつけた!と思ったことでも、この数年の間にすでに他の研究者が言及していることが少なくない。特に中国の研究者層が厚くなってきたことを感じる。いやいや、自分がまだまだ浅いのか。