新収 歴史評論 717号2009/12/28 17:38

『歴史評論』 2010年1月号、校倉書房、2009年。

興味があったのは2本。

小関悠一郎、改革主体の学問受容と君主像
小川和也、越後長岡藩儒・秋山景山の天保改革構想

小関論文は上杉治憲の右腕である竹俣当綱の「学問の内容」と現実政治との関係性を探っている。

ちなみに中国史を専門とするはずの私が米沢藩上杉家に興味を持ったのは大学院時代に得たもの(目録学とか漢文とか)を活かそうということと、今いる場所になにか違和感を感じていたためだった。なんで今時、地方で漢文を読んで、外国史なのか、ということをふくめてである。

拝受 徳運寺の古写経2009/12/28 17:50

『徳運寺の古写経―愛知県新城市徳運寺古写経調査報告書―』、国際仏教大学院大学学術フロンティア実行委員会、2009年12月。

『いとくら』第5号、2009年12月。

国際仏教大学院大学学術フロンティア実行委員会からいただいた。ありがとうございました。

前者には『法苑珠林』の伝来に関する考察も含まれている。『いとくら』はWebで読める。
http://www.icabs.ac.jp/frontia/