新収 日本歴史/歴史評論2006/11/16 00:00

『日本歴史』第702号、2006年11月。
 水口幹記 「風角」(風占)をめぐる日中の相異
 大塚紀弘 鎌倉前期の入宋僧と南宋教院

『歴史評論』No.680、2006年12月号。
 特集・古代東アジアの交流と人・モノ・文化
 河内春人 東アジアにおける外交文書の成立
 水口幹記 非唐人音博士の誕生
 皆川雅樹 平安期の「唐物」研究と「東アジア」
 上川通夫 平安期の仏教と対外関係
 三上喜孝 習書木簡からみた文字受容の問題

水口論文が2本。ベクトルは逆だが私と関心が似ている。氏は著書もおもちで今は中国にいるということでこちらは圧倒されるばかり。水口論文2本と大塚論文が特に目を引いた。河内、三上論文はともに従来のご自身の研究をちゃくちゃくとすすめられているように思った。