拝受 魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開 ― 2009/03/09 17:39
伊藤敏雄(編)『魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開―魏晋南北朝史像の再構築に向けて―』(科研費・基盤研究(B)「出土史料による魏晋南北朝史像の再構築」成果報告書別冊)、大阪教育大学、2009年2月。
窪添慶文、墓誌の起源とその定型化
葭森健介、魏晋の頌徳碑に関する覚書
福原啓郎、晋辟雍碑の再検討
中村圭爾、晋南朝墓誌と公文書
李 凭、従北魏平城時代的一批墓銘看京畿移民的社会地位与思想感情
李 凭、両方与北魏平城郭城的定位相関的墓磚
趙水森、洛陽出土魏晋南北朝墓志的発現収蔵与著録研究
朴漢済、魏晋南北朝時期墓葬習俗的変化与墓誌銘的流行
窪添慶文、正史と墓誌
伊藤先生からいただいた。ありがとうございました。
窪添慶文、墓誌の起源とその定型化
葭森健介、魏晋の頌徳碑に関する覚書
福原啓郎、晋辟雍碑の再検討
中村圭爾、晋南朝墓誌と公文書
李 凭、従北魏平城時代的一批墓銘看京畿移民的社会地位与思想感情
李 凭、両方与北魏平城郭城的定位相関的墓磚
趙水森、洛陽出土魏晋南北朝墓志的発現収蔵与著録研究
朴漢済、魏晋南北朝時期墓葬習俗的変化与墓誌銘的流行
窪添慶文、正史と墓誌
伊藤先生からいただいた。ありがとうございました。
拝受 唐長安城の薩宝府の役割とその位置 ― 2009/03/09 17:44
崔宰榮、唐長安城の薩宝府の役割とその位置―唐朝の突厥対策と関連して―、『中央アジア研究』第10号、2005年。
崔宰榮、隋唐の長安城の建設過程と中軸線―新羅王京の「大路」論議と関連して―、『新羅文化財学術論文集』第29集、2008年。
崔宰榮、唐前期馬政と隴右牧地経営、『中国古中世史研究』第21集、2009年2月。
崔先生からいただいた。ありがとうございました。原タイトル(下に示した。閲覧環境によっては文字化けする)、本文はハングル。中国における研究動向はもちろん日本のものも広く参照されている。
崔先生はこれまでに日本国内では國學院大学、中央大学等で発表・講演されているようである。
唐 長安城의 薩寶府 역할과 그 위치―唐朝의 突厥對策과 관련하여
隋唐 長安城의 建設過程과 中軸線― 新羅 王京의 ‘大路’ 논의와 관련하여
唐前期馬政과隴右牧地経営
崔宰榮、隋唐の長安城の建設過程と中軸線―新羅王京の「大路」論議と関連して―、『新羅文化財学術論文集』第29集、2008年。
崔宰榮、唐前期馬政と隴右牧地経営、『中国古中世史研究』第21集、2009年2月。
崔先生からいただいた。ありがとうございました。原タイトル(下に示した。閲覧環境によっては文字化けする)、本文はハングル。中国における研究動向はもちろん日本のものも広く参照されている。
崔先生はこれまでに日本国内では國學院大学、中央大学等で発表・講演されているようである。
唐 長安城의 薩寶府 역할과 그 위치―唐朝의 突厥對策과 관련하여
隋唐 長安城의 建設過程과 中軸線― 新羅 王京의 ‘大路’ 논의와 관련하여
唐前期馬政과隴右牧地経営
拝受 裕固族「殺羊泡酒」覓蹤 ― 2009/03/09 18:22
高啓安、裕固族「殺羊泡酒」覓蹤-絲綢之路飲食文化考察之一、Journal of Chinese Dietary Culture 5.1,2009。
高先生からいただいた。ありがとうございました。明代の『肅鎭華夷志』に記載される裕固(Yugur)族「殺羊泡酒」の起源をたどり、唐代における飲食文化の東西交流に考察がおよぶ。ユーラシア大陸の酒の文化史といった内容になっている。現代の珍しい地方酒名も登場する。
高先生には『旨酒羔羊:敦煌的飲食文化』(走近敦煌叢書)甘粛教育出版社、2007という著書がある。
高先生からいただいた。ありがとうございました。明代の『肅鎭華夷志』に記載される裕固(Yugur)族「殺羊泡酒」の起源をたどり、唐代における飲食文化の東西交流に考察がおよぶ。ユーラシア大陸の酒の文化史といった内容になっている。現代の珍しい地方酒名も登場する。
高先生には『旨酒羔羊:敦煌的飲食文化』(走近敦煌叢書)甘粛教育出版社、2007という著書がある。
拝受 私の「まぼろしの一品」-莅戸善政の播時考ー ― 2009/03/16 22:07
青木昭博、私の「まぼろしの一品」-莅戸善政の播時考ー、米沢温古会会誌『温故』第35号、2008年9月。
青木さんからいただいた。本草と印刷史という両面から興味深い「一品」。ありがとうございました。
青木さんからいただいた。本草と印刷史という両面から興味深い「一品」。ありがとうございました。
新収 西域研究 2009年第1期 ― 2009/03/16 22:15
新疆社会科学院『西域研究』2009年第1期(総第73期)、2009年1月。
孟憲実、試論唐代西域的結社
趙紅、南師大文学院蔵03号『妙法蓮華経』巻第三研究与校勘
陳明、作為眼薬的烏賊魚骨与東西方薬物知識的流動-従“沙摩路多”的詞源談起
陳論文は薬材の東西交流に関する専論。中国医学とインド医学と西域出土文献の扱いに通じた著者の独壇場。趙論文があつかう『妙法蓮華経』は敦煌文献とされるもの。
孟憲実、試論唐代西域的結社
趙紅、南師大文学院蔵03号『妙法蓮華経』巻第三研究与校勘
陳明、作為眼薬的烏賊魚骨与東西方薬物知識的流動-従“沙摩路多”的詞源談起
陳論文は薬材の東西交流に関する専論。中国医学とインド医学と西域出土文献の扱いに通じた著者の独壇場。趙論文があつかう『妙法蓮華経』は敦煌文献とされるもの。
拝受 梁簡文帝立太子前夜 ― 2009/03/18 03:50
岡部毅史、梁簡文帝立太子前夜-南朝皇太子の歴史的位置に関する一考察、『史学雑誌』第118編第1号、2009年1月
岡部さんからいただいた。ありがとうございました。
以前、紹介している。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/02/10/4110869
岡部さんからいただいた。ありがとうございました。
以前、紹介している。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/02/10/4110869
新収 敦煌学輯刊 2008年第4期 ― 2009/03/19 02:00
『敦煌学輯刊』2008年第4期(総第62期)、2008年12月。
鄭炳林・李強、陰庭誡改編『籯金』及有関問題
陸慶夫、貞観故事有佚篇-対俄蔵дx11656文書的研究
楊宝玉、金山国建立時間再議
馮培紅・孔令梅、漢宋間敦煌家族史研究回顧与述評(中)
范泉、周武滅法与敦煌北周石窟営造的関係
張培君、唐宋時期敦煌社人修建莫高窟的活動
沙武田、敦煌石窟粟特九姓胡人供養像研究
康馬泰(Matteo Compareti)著・李欣訳、粟特神祗的印度図像研究
これ以外にも図像や塑像の分析に関して興味深い論文もあったが、まず読んでみようと思ったのは上の8点。
鄭炳林・李強、陰庭誡改編『籯金』及有関問題
陸慶夫、貞観故事有佚篇-対俄蔵дx11656文書的研究
楊宝玉、金山国建立時間再議
馮培紅・孔令梅、漢宋間敦煌家族史研究回顧与述評(中)
范泉、周武滅法与敦煌北周石窟営造的関係
張培君、唐宋時期敦煌社人修建莫高窟的活動
沙武田、敦煌石窟粟特九姓胡人供養像研究
康馬泰(Matteo Compareti)著・李欣訳、粟特神祗的印度図像研究
これ以外にも図像や塑像の分析に関して興味深い論文もあったが、まず読んでみようと思ったのは上の8点。
新収 資料学研究 第6号 ― 2009/03/24 21:20
『資料学研究』第6号、2009年3月。
矢田俊文、浜松藩青山氏天龍川東領絵図と正保遠江国絵図
山内民博、朝鮮後期戸籍大帳僧戸秩及び新式戸籍僧籍の性格(上)
關尾史郎、「五胡」時代の「属」について
高橋秀樹、アテナイにおける「暴力」的政権の記憶と記録
榎並岳史、宋代神道碑目録
新潟大学大学院現代社会文化研究科「大域的文化システムの再構成に関する資料学的研究」による。歴史学総合雑誌の様相である。
關尾論文は兵曹関係文書を扱う。土肥義和(編)『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫(待刊)に収録される論文の続編となっている。
榎並目録はこれまでの一連のお仕事と繋がりがある。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/04/03/2953185
矢田俊文、浜松藩青山氏天龍川東領絵図と正保遠江国絵図
山内民博、朝鮮後期戸籍大帳僧戸秩及び新式戸籍僧籍の性格(上)
關尾史郎、「五胡」時代の「属」について
高橋秀樹、アテナイにおける「暴力」的政権の記憶と記録
榎並岳史、宋代神道碑目録
新潟大学大学院現代社会文化研究科「大域的文化システムの再構成に関する資料学的研究」による。歴史学総合雑誌の様相である。
關尾論文は兵曹関係文書を扱う。土肥義和(編)『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫(待刊)に収録される論文の続編となっている。
榎並目録はこれまでの一連のお仕事と繋がりがある。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/04/03/2953185
拝受 越後文書宝翰集 上野氏文書・発智氏文書 ― 2009/03/24 21:24
矢田俊文、新潟県立歴史博物館(編)『越後文書宝翰集 上野氏文書・発智氏文書』、新潟大学大域プロジェクト研究資料叢刊XIII、2009年3月。
矢田先生からいただいた。ありがとうございました。編集担当者は矢田俊文・前嶋敏・福原圭一。
「本書は新潟県立歴史博物館所蔵『越後文書宝翰集』(国指定重要文化財)のうち「上野氏文書」一巻二二通・「発智氏文書」二巻三一通の計五三通を図版掲載し、翻刻・解説するもの」(凡例より)。
以下は既刊のうち関係あるもの。
越後文書宝翰集 大見安田・水原氏文書
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/03/21/2802517
越後文書宝翰集 古文書学入門
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2007/03/22/1333553
越後文書宝翰集 毛利・安田氏文書
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2007/03/28/1351765
矢田先生からいただいた。ありがとうございました。編集担当者は矢田俊文・前嶋敏・福原圭一。
「本書は新潟県立歴史博物館所蔵『越後文書宝翰集』(国指定重要文化財)のうち「上野氏文書」一巻二二通・「発智氏文書」二巻三一通の計五三通を図版掲載し、翻刻・解説するもの」(凡例より)。
以下は既刊のうち関係あるもの。
越後文書宝翰集 大見安田・水原氏文書
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/03/21/2802517
越後文書宝翰集 古文書学入門
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2007/03/22/1333553
越後文書宝翰集 毛利・安田氏文書
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2007/03/28/1351765
新収 古文書が語る上杉氏と直江兼続(展覧会図録) ― 2009/03/24 22:37
『古文書が語る上杉氏と直江兼続』、新潟市歴史博物館、2009年3月。
長尾顕吉書状・上杉顕定感状・上杉景勝書状・上杉輝虎書状・上杉景勝書状・ 景勝公御上洛之日帳写・直江兼続書状・徳川家康書状写・徳川秀忠書状写・上杉定勝書状・ (岩城)宣隆書状
以上14点のカラー、翻刻文、解説が掲載された展覧会図録。200円 14頁。
第四銀行頭取、新潟市長をつとめた八木朋直の家に伝来した文書の展示企画(3月20日(祝)~4月12日(日)新潟市歴史博物館〔みなとぴあ〕)の図録。八木朋直は米沢藩士金子家に生まれ、同藩八木家の養子となった。
新出史料のほか既知の史料の原本がはじめて確認できたものもあるとのこと。
http://www.nchm.jp/contents02_gyoji/02_kikaku_200806_top.html#item_info
長尾顕吉書状・上杉顕定感状・上杉景勝書状・上杉輝虎書状・上杉景勝書状・ 景勝公御上洛之日帳写・直江兼続書状・徳川家康書状写・徳川秀忠書状写・上杉定勝書状・ (岩城)宣隆書状
以上14点のカラー、翻刻文、解説が掲載された展覧会図録。200円 14頁。
第四銀行頭取、新潟市長をつとめた八木朋直の家に伝来した文書の展示企画(3月20日(祝)~4月12日(日)新潟市歴史博物館〔みなとぴあ〕)の図録。八木朋直は米沢藩士金子家に生まれ、同藩八木家の養子となった。
新出史料のほか既知の史料の原本がはじめて確認できたものもあるとのこと。
http://www.nchm.jp/contents02_gyoji/02_kikaku_200806_top.html#item_info