新収 敦煌画稿研究2009/10/07 20:56

沙武田(著)『敦煌画稿研究』(国家社科基金成果文庫)、中央編訳出版社、2007年5月。

所謂、敦煌文書には文書や典籍ばかりでなく、多くの絵画や下書きが含まれている。とくにその絵画やデッサンを莫高窟壁画との関係を視野に入れながら論じている。要領よく先行研究がまとめられており、読み応えのありそうな大著である。

目次
http://www.frelax.com/scdb/mulu/0/DHHG227800c1.html

先行研究にはJean-Pierre Drège [ed], Images de Dunhuang などもとりあげられている。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/02/03/2597659

なお、同著者で同書名のものに、民族出版社(敦煌学博士文庫)出版のものがある。そちらは入手していないのだが、目次を見る限りは同じ内容にもおもわれる。
http://www.chugoku-shoten.com/mokuji/cmokuji/37778/37778.html

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