新収 中世の書物と学問 ― 2010/01/04 02:13
小川剛生(著)『中世の書物と学問』(日本史リブレット78)、山川出版社、2009年12月。
夏目漱石の著書などを引き合いに出しながら、日本の中世写本についての基礎知識を最新の知見を折りまぜながら、わかりやすく解説している。
また 「日本文化を中国を中心とした世界秩序に位置づけようとする研究」への違和感が示されており、うなずける。
中国と日本に同じ本があっても、同様に受容されているとは限らない。むしろ全くことなる可能性、個別の事情を考える必要があることに気づくべきであろう。、ではそれはなぜ異なるのか?
たしかに慎重に年月をかけて考えるべき課題なのである。
夏目漱石の著書などを引き合いに出しながら、日本の中世写本についての基礎知識を最新の知見を折りまぜながら、わかりやすく解説している。
また 「日本文化を中国を中心とした世界秩序に位置づけようとする研究」への違和感が示されており、うなずける。
中国と日本に同じ本があっても、同様に受容されているとは限らない。むしろ全くことなる可能性、個別の事情を考える必要があることに気づくべきであろう。、ではそれはなぜ異なるのか?
たしかに慎重に年月をかけて考えるべき課題なのである。