拝受 西北出土文献研究 2009年度特刊2010/05/13 23:02

『西北出土文献研究 2009年度特刊』、科研費基盤研究(A)プロジェクト、2010年2月。

科学研究費の課題である「出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析」の調査記録・報告・論文、計7点を掲載する。代表者の關尾先生からいただいた。ありがとうございました。
執筆者は市来弘志、北村永、三崎良章、渡部武、荻美津夫、高橋秀樹、關尾史郎。

甘粛画像磚墓および画像磚を中心として、莫高窟壁画などをテーマにしたものもある。

拝受 中世紀州の景観と地域社会2010/05/13 23:33

高木徳郎(著)『中世紀州の景観と地域社会』(高木徳郎発行、2010年4月)、総169頁。

 学部・専攻同期の旧友で、この四月から母校の早稲田大学教育学部で教壇にあがることになった高木先生からいただいた。ありがとうございました。

 和歌山での学芸員時代に執筆された解説や論文など16篇を「Ⅰ 棚田と文化的景観」「II 鞆淵と天野」「III 根来」「IV 熊野」にわけて再編集し、巻末にこれまでの業績一覧を整理されている。

 すでに2008年に博論をもとに刊行した『日本中世地域環境史の研究』(校倉書房)があるので、2冊目の単著ということになる。

 「地歴」出身らしく、地理学の専著が引用されているのが印象的。