新収 中国古代国家と郡県社会ほか ― 2006/11/05 21:31
藤田勝久『中国古代国家と郡県社会』、汲古書院、2005年12月。
堀敏一『東アジア世界の形成-中国の周辺と国家』、汲古書院、2006年2月。
私費で購入。
堀敏一『東アジア世界の形成-中国の周辺と国家』、汲古書院、2006年2月。
私費で購入。
拝受 五胡十六国の基礎的研究 ― 2006/11/05 21:40
三崎良章『五胡十六国の基礎的研究』、汲古書院、2006年11月。
著者三崎先生からいただく。先生のいままでの研究史そのものであり、五胡十六国史研究における記念碑的な著作といってよいように思う。論文一編一編と全体の構成が緊密に結びあって主張が展開されている。
なお、序論および巻末の文献目録については「史林雑識」の記事も参照。
http://www.wangf.net/vbb/showthread.php?s=42d867293791c671e4fe682146708fbf&threadid=17474&goto=nextnewest
著者三崎先生からいただく。先生のいままでの研究史そのものであり、五胡十六国史研究における記念碑的な著作といってよいように思う。論文一編一編と全体の構成が緊密に結びあって主張が展開されている。
なお、序論および巻末の文献目録については「史林雑識」の記事も参照。
http://www.wangf.net/vbb/showthread.php?s=42d867293791c671e4fe682146708fbf&threadid=17474&goto=nextnewest
新収 古代中国の宇宙論 ― 2006/11/09 00:00
浅野裕一『古代中国の宇宙論』、岩波書店、2006年9月。
郭店老子など出土資料を用いた中国古代思想史。
第5章は「中国はなぜ科学文明を生み出さなかったか」である。
郭店老子など出土資料を用いた中国古代思想史。
第5章は「中国はなぜ科学文明を生み出さなかったか」である。
新収 敦煌研究 ― 2006/11/11 00:00
『敦煌研究』2006-5
気になったのは以下の論文。
趙声良、敦煌北朝石窟形制諸問題
王晶波、敦煌写本許負相書的系属与類別
気になったのは以下の論文。
趙声良、敦煌北朝石窟形制諸問題
王晶波、敦煌写本許負相書的系属与類別
新収 史学雑誌/中国出土資料研究 ― 2006/11/13 20:02
『史学雑誌』第115編第10号、2006年10月。
鈴木宏節、三十姓突厥の出現-突厥第二可汗国をめぐる北アジア情勢
『中国出土資料研究』第10号、2006年3月。
水間大輔、秦律から漢律への継承と変革
谷口建速、長沙走馬楼呉簡よりみる孫呉政権の穀物搬出システム
沈樹農、敦煌医薬文献『□急単験薬方巻』考
沈樹農氏の論文は接合するS.3347、S.3395、S.9987Aを使った研究。
鈴木宏節、三十姓突厥の出現-突厥第二可汗国をめぐる北アジア情勢
『中国出土資料研究』第10号、2006年3月。
水間大輔、秦律から漢律への継承と変革
谷口建速、長沙走馬楼呉簡よりみる孫呉政権の穀物搬出システム
沈樹農、敦煌医薬文献『□急単験薬方巻』考
沈樹農氏の論文は接合するS.3347、S.3395、S.9987Aを使った研究。
新収 北朝隋唐史ほか ― 2006/11/15 21:09
『北斉東安王婁叡墓』、山西省考古研究所・太原市文物考古考古研究所、2006.9
『北朝墓群皇陵陶俑』、重慶出版社、2004.5
『玄怪録 続玄怪録』-古体小説叢刊、中華書局、2006.8
『開元天宝遺事.安禄山事迹』-唐宋史料筆記叢刊、中華書局、2006.3
婁叡墓は豪華本。カラー写真鮮明。ただ数年前に出たカラーグラフでも十分だったかなという気もする。北朝墓群皇陵陶俑は薄い図録。
玄怪録、開元天宝遺事など唐代小説は別のテキストを持っていたが中華書局本は買っておいて損がないだろう。
11/17
ブログを読み直していて『開元天宝遺事.安禄山事迹』はダブりだということにきづいた。「損がないだろう」は自分のボケぶりを鮮明にした。私費なだけにこういうのは痛い。本棚の整理ができないほど手狭になりつつあるので苦しいところではある。
『北朝墓群皇陵陶俑』、重慶出版社、2004.5
『玄怪録 続玄怪録』-古体小説叢刊、中華書局、2006.8
『開元天宝遺事.安禄山事迹』-唐宋史料筆記叢刊、中華書局、2006.3
婁叡墓は豪華本。カラー写真鮮明。ただ数年前に出たカラーグラフでも十分だったかなという気もする。北朝墓群皇陵陶俑は薄い図録。
玄怪録、開元天宝遺事など唐代小説は別のテキストを持っていたが中華書局本は買っておいて損がないだろう。
11/17
ブログを読み直していて『開元天宝遺事.安禄山事迹』はダブりだということにきづいた。「損がないだろう」は自分のボケぶりを鮮明にした。私費なだけにこういうのは痛い。本棚の整理ができないほど手狭になりつつあるので苦しいところではある。
新収 敦煌関連 ― 2006/11/15 21:50
敦煌研究院編・賀世哲著『敦煌図像研究:十六国北朝巻』-敦煌学専題研究叢書、甘粛教育出版社、2006.6
王冀青『斯坦因与日本敦煌学』-国際敦煌学叢書、甘粛教育出版社、2004.12
郝春文編『英蔵敦煌社会歴史文献釈録』-第4巻、社会科学文献出版社、2006.7
賀世哲著は仏伝図を中心とした研究。『英蔵敦煌社会歴史文献釈録』は5巻まで出版されている。
王冀青『斯坦因与日本敦煌学』-国際敦煌学叢書、甘粛教育出版社、2004.12
郝春文編『英蔵敦煌社会歴史文献釈録』-第4巻、社会科学文献出版社、2006.7
賀世哲著は仏伝図を中心とした研究。『英蔵敦煌社会歴史文献釈録』は5巻まで出版されている。
新収 張家山漢簡 ― 2006/11/15 21:59
『張家山漢墓竹簡247号墓(釈文修訂本)』、文物出版社、2006.5
釈文には脈書をふくむ。「脈書」はたしか馬王堆のモノとの近似性があったはず。
釈文には脈書をふくむ。「脈書」はたしか馬王堆のモノとの近似性があったはず。
新収 健康の社会史 ― 2006/11/15 22:17
新村拓編『日本医療史』、吉川弘文館、2006年8月。
新村拓『健康の社会史』、法政大学出版局、2006年10月。
著者は『古代医療官人制の研究』法政大学出版局などの専著をもつ。
『日本医療史』はタイトルどおり、古代から戦後まで日本の医療史を
カバーしている。
『健康の社会史』は「健康」の概念が歴史の中でどのような変遷を経てきたのか『医心方』の時代から現代まで説いている。
ちなみに以上の文章は斜め読みの後、書いたものである。これから精読したい。
新村拓『健康の社会史』、法政大学出版局、2006年10月。
著者は『古代医療官人制の研究』法政大学出版局などの専著をもつ。
『日本医療史』はタイトルどおり、古代から戦後まで日本の医療史を
カバーしている。
『健康の社会史』は「健康」の概念が歴史の中でどのような変遷を経てきたのか『医心方』の時代から現代まで説いている。
ちなみに以上の文章は斜め読みの後、書いたものである。これから精読したい。
新収 日本歴史/歴史評論 ― 2006/11/16 00:00
『日本歴史』第702号、2006年11月。
水口幹記 「風角」(風占)をめぐる日中の相異
大塚紀弘 鎌倉前期の入宋僧と南宋教院
『歴史評論』No.680、2006年12月号。
特集・古代東アジアの交流と人・モノ・文化
河内春人 東アジアにおける外交文書の成立
水口幹記 非唐人音博士の誕生
皆川雅樹 平安期の「唐物」研究と「東アジア」
上川通夫 平安期の仏教と対外関係
三上喜孝 習書木簡からみた文字受容の問題
水口論文が2本。ベクトルは逆だが私と関心が似ている。氏は著書もおもちで今は中国にいるということでこちらは圧倒されるばかり。水口論文2本と大塚論文が特に目を引いた。河内、三上論文はともに従来のご自身の研究をちゃくちゃくとすすめられているように思った。
水口幹記 「風角」(風占)をめぐる日中の相異
大塚紀弘 鎌倉前期の入宋僧と南宋教院
『歴史評論』No.680、2006年12月号。
特集・古代東アジアの交流と人・モノ・文化
河内春人 東アジアにおける外交文書の成立
水口幹記 非唐人音博士の誕生
皆川雅樹 平安期の「唐物」研究と「東アジア」
上川通夫 平安期の仏教と対外関係
三上喜孝 習書木簡からみた文字受容の問題
水口論文が2本。ベクトルは逆だが私と関心が似ている。氏は著書もおもちで今は中国にいるということでこちらは圧倒されるばかり。水口論文2本と大塚論文が特に目を引いた。河内、三上論文はともに従来のご自身の研究をちゃくちゃくとすすめられているように思った。