新収 中国古代書簡集 ― 2006/11/17 00:00
佐藤武敏『中国古代書簡集』、講談社学術文庫、2006年11月。
先秦から後漢の書簡の書き下しおよび訳と解説。
原文はのっていないが出典が明記されており、訳や解説も平易でわかりやすい。筆者が書簡に関心を持ったのは、出土資料『戦国縦横家書』を読んでいくにつれ、戦国期、書簡が重要な通信手段であるとあらためて認識したからであるという。それで、中国古代の郵便制度の概要も書いてある。
斜め読みしながら、こういうのを精読したいとおもった。そう思うのは私の漢文力がおちているからであろうか、それともシンプルさのなかにこそ深みがあると気付きはじめたからか。時間におわれているためかもしれない。
先秦から後漢の書簡の書き下しおよび訳と解説。
原文はのっていないが出典が明記されており、訳や解説も平易でわかりやすい。筆者が書簡に関心を持ったのは、出土資料『戦国縦横家書』を読んでいくにつれ、戦国期、書簡が重要な通信手段であるとあらためて認識したからであるという。それで、中国古代の郵便制度の概要も書いてある。
斜め読みしながら、こういうのを精読したいとおもった。そう思うのは私の漢文力がおちているからであろうか、それともシンプルさのなかにこそ深みがあると気付きはじめたからか。時間におわれているためかもしれない。