新収 (新版)歴史のための弁明 ― 2007/01/16 03:35
マルク・ブロック著、松村剛訳『歴史のための弁明』(岩波書店、2004年5月第3版)
かつて旧版の讃井訳を何度も読んだことがあり、「新版」をかうにはおよぶまいと思っていたが、生協で岩波15%引きセール中だったので購入。のっけから私の弁明であるが、まだ、あとがきしかよんでいない。
マルク・ブロックはいわずとしれたフランスの歴史家で、ドイツ軍占領下でレジスタンス活動に参加して銃殺されたため、本書はリュシアン・フェーブルの手によって出された。旧版・讃井訳はそれにもとづく。
ところが近年、奇跡的に原稿がでてきて、それを子息が整理したところ、出版されたものは、ずいぶんとリュシアン・フェーブルが手を入れていたことがわかった。誤りもあってブロックの原稿を忠実に反映していなかったので本書はそれを修正、整理したので(新版)と銘打つ。なお、ブロックもフェーブルもアナール学派の大御所。
まあいずれ読みなおすことはまちがいない。
かつて旧版の讃井訳を何度も読んだことがあり、「新版」をかうにはおよぶまいと思っていたが、生協で岩波15%引きセール中だったので購入。のっけから私の弁明であるが、まだ、あとがきしかよんでいない。
マルク・ブロックはいわずとしれたフランスの歴史家で、ドイツ軍占領下でレジスタンス活動に参加して銃殺されたため、本書はリュシアン・フェーブルの手によって出された。旧版・讃井訳はそれにもとづく。
ところが近年、奇跡的に原稿がでてきて、それを子息が整理したところ、出版されたものは、ずいぶんとリュシアン・フェーブルが手を入れていたことがわかった。誤りもあってブロックの原稿を忠実に反映していなかったので本書はそれを修正、整理したので(新版)と銘打つ。なお、ブロックもフェーブルもアナール学派の大御所。
まあいずれ読みなおすことはまちがいない。