「米澤藏書」からみた江戸期における藩校蔵書の形成2007/12/25 17:37

岩本篤志、「米澤藏書」からみた江戸期における藩校蔵書の形成―国会図書館蔵旧興譲館本を中心に、『汲古』第52号、2007年12月。

・・・・ところで『国立国会図書館蔵蔵書印譜』は「米澤藏書」印を紹介し、「(元禄一二年の)目録中に、この印を持つ当館の蔵書七点が含まれている」としている 。そこで後述の交付書目をてがかりに調べると、さらに多くの「米澤藏書」印記がある典籍を特定するにいたった。・・・・

 少しタイトルが冗長だったかもしれない。また少し内容とずれているというご指摘をいただいた。「米沢藩校の蔵書形成について」あたりがよかったのかもしれない?よく考えて言葉を入れたつもりだったのだが、この辺、まだまだである。
 直近の調査で聞いた予期せぬ情報によれば、実は修正箇所(特に数値)がある。数値的には大きいが、いまのところ拙稿の論に影響はないとはおもっている。改めて論じることにしたい。なんにせよ、今、印刷されたモノは1年前に書きはじめ半年前には大体書けてたものです。念のため。