拝受 敦煌講唱文学写本研究2010/07/07 03:15

荒見泰史(著)『敦煌講唱文学写本研究』(浙江大学古籍研究所中国古典文献学)中華書局、2010年3月。
荒見泰史、舜子変文類写本の書き換え状況から見た五代講唱文学の展開、『アジア社会文化研究』第11号、2010年3月。

荒見先生からいただいた。ありがとうございました。
前者の目次はこちら(東方書店)。
http://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=329530&bookType=ch
 会得した外国語で、その国の著名な出版社から単著を出版されただけでなく、巻末では主題と日本との関係についても論じており、日本で活動する研究者としての視点もうまく活かされている。

後者の日本語論文は前者の第3章と関係がある。

講唱文芸とはなにか、敦煌変文とはなにか、テキストの変化を具体的にみていくことでその奥底にある融通無碍なあり方にせまっている。

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