新収 三秦瑰宝 ほか2011/02/23 02:07

陝西歴史博物館(編)『三秦瑰宝ー陝西新発現文物精華』、陝西人民出版社、2001年6月。
陝西歴史博物館・北京大学考古文博院他(編著)『花舞大唐春ー何家村遺宝精粋』、文物出版社、2003年5月。
呂建中(主編)『西安大唐西市博物館』、陝西人民出版社、2010年3月。

 いずれも陝西省の漢から唐の文物を主体とした図録(後の2冊は特に唐代が中心、最後の1冊は企業出資によって建設された博物館の図録でシルクロード文物に重心を置く)
 この3冊と前掲の『絲綢之路 大西北遺珍』で21世紀最初の10年で陝西省でどれだけ多くの文物が発掘され、博物館に収蔵されたのかがよくわかる。
 とくにその内容からは中原に都をおいた政権に関する研究のみならず東西交渉の研究においても西安・洛陽の中原文物が重要な意義をもつことが感じ取れる。

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