新収 戊辰雪冤 ― 2009/09/02 21:39
友田昌宏(著)『戊辰雪冤-米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」』(講談社現代新書)、講談社、2009年8月。
宮島誠一郎は幕末の米沢藩士であり、明治以後は参事院・宮内省等に奉職、貴族院議員になった人物である。国内の元老らとの交流が深く、日本の対中国観を考える上でも興味深い人物の一人である。
この本は時代がおおきく変化していくなかで宮島が抱き続けた意識とその遍歴を追っている。基本的に米沢藩と明治政府が舞台である。
宮島誠一郎関連史料は国会図書館と早稲田大学図書館にまとまったコレクションとなっており、それらが用いられている。
宮島誠一郎は幕末の米沢藩士であり、明治以後は参事院・宮内省等に奉職、貴族院議員になった人物である。国内の元老らとの交流が深く、日本の対中国観を考える上でも興味深い人物の一人である。
この本は時代がおおきく変化していくなかで宮島が抱き続けた意識とその遍歴を追っている。基本的に米沢藩と明治政府が舞台である。
宮島誠一郎関連史料は国会図書館と早稲田大学図書館にまとまったコレクションとなっており、それらが用いられている。