拝受 越後文書宝翰集 色部氏文書I2010/03/17 19:38

矢田俊文・新潟県立歴史博物館(編)『越後文書宝翰集 色部氏文書 I 』、(新潟大学大域プロジェクト叢刊XV)、新潟大学「東部ユーラシア周縁世界の文化システムに関する資料学的研究」プロジェクト、2010年3月。

プロジェクト代表の関尾先生からいただいた。ありがとうございました。

越後文書宝翰集は国指定重要文化財で全体で四四巻、大きくわけて十八群あり、 本書で紹介する文書はこのうちの一群である色部氏文書の一部、第一巻から第四巻、四七点を紹介している。

フルカラーの図版編と解説編からなっている。解説は前嶋敏「「色部氏文書」と『古案記録草案』」。執筆者、編集者7名。

既刊
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/03/24/4201790

杏雨書屋 特別展示会・講演会2010/03/17 23:31

杏雨書屋 特別展示会・講演会

第54回特別展示会
 テーマ:「敦煌の典籍と古文書」
 日時:2010年4月19日(月)~23日(金)10:00~16:00、 24日10:00~17:00
 場所:大阪市十三本町
     武田科学振興財団 杏雨書屋2F 展示室
 ※敦煌秘笈(唐律疏、戸籍、景教経典等)を多数展示します。

第25回研究講演会
 日時:2010年4月24日(土)12:30~14:30
場所:リーガロイヤルホテル大阪 2F 山楽の間
 演題・講師:
   「唐宋史料に見る「法」と「医」の接点」 明治大学法学部教授 岡野誠先生
   「杏雨書屋 敦煌秘笈の価値」 東京大学名誉教授・創価大学名誉教授 池田温先生

 研究講演会出席の方は22日(木)までに武田科学振興財団・杏雨書屋まで、電話、FAX、メール、はがきなどで連絡のこと。

連絡先・地図などは以下のリンク先をごらんください。
http://www.takeda-sci.or.jp/

※この分野(敦煌学・魏晋南北朝隋唐期の研究全般)において記念すべき画期的「展示会・講演会」です。ここから今後数年内にアジアの文学、歴史、哲学、宗教、医薬史、東西交渉史の新研究が続々とでることを断言しておきます。
 個別の話ですが、「景教経典」は東西交渉史、アジアの宗教史の研究者にはよくしられた、アレの現物だとおもわれます。昨年深く関係すると思われる新出土資料の報告書がでています。それのみならずユーラシア史規模のインパクトを秘めた資料群です。