拝受 災害と資料 第4号2010/03/24 18:52

『災害と資料』第4号、新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野、2010年。

矢田先生からいただいた。ありがとうございました。ISSNをもつ雑誌。
神戸、新潟の震災をはじめとした災害と博物館、文書館、郷土資料について様々な角度から論じた論考を収録。論文10本。執筆者18名。
奥村弘・松下正和・三井田忠明・田邊幹・前嶋敏・金垣孝二・山本幸俊・高橋由美子・矢田俊文(他5名)・古賀豊・卜部厚志・本井晴信

前号までの題目
http://ci.nii.ac.jp/search?count=20&sortorder=1&q=%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%81%A8%E8%B3%87%E6%96%99&range=0&start=1&lang=ja

新潟大学災害復興科学センター
http://www.nhdr.niigata-u.ac.jp/

肝心の新潟県立図書館には全冊そろっているが、Webcatやリポジトリを確認した限りでは冊子、論文のいずれもが全国的には入手しにくい感じなのは残念ではある。

拝受 近代岩船郡と平林村木村家文書2010/03/24 19:26

芳井研一(編)『近代岩船郡と平林村木村家文書』、新潟大学人文学部附置地域文化連携センター、2010年3月。

センター長の栗原先生名義でいただいた。ありがとうございました。

「新潟大学附属図書館所蔵の木村家文書と木村初男氏所蔵文書のなかから、特色ある近代史料を選びだして紹介」し、「近代の岩船郡の人びとの暮らしや生業」の理解に役立ててもらおうというもの。

地租改正、聯合会議事録、物理筆記、化学筆記、英会話筆記、出納計算帳、村上時報創刊号、満洲移民関連資料、太平洋戦争期の木村家の日記などの一部が影印、解説されている。

 なお昨年度は同資料群の近世史料から選びだしたものであった。
 両冊子によって木村家文書の存在が親しみやすいものとなった点が重要であろう。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/03/29/4212799

新収 西域研究 2009-4/2010-12010/03/24 20:56

新疆社会科学院『西域研究』2009-4(総第76期)、2009年。
 李艶玲、遊牧勢力在塔里木盆地的角逐及其対交通的影響-以柔然、吐谷渾、高車、嚈噠為中心
 乜小紅、従粟特文券契看高昌王国奴婢売買之官文券
 樊波・李挙綱、新出唐墓誌所見西域史事二題

新疆社会科学院『西域研究』2010-1(総第77期)、2010年。
 張国剛、絲綢之路与中西文化交流
 張麗香、従印度到克孜爾与敦煌-仏伝中降魔的図像細節研究
 張善慶、中晩唐五代時期敦煌降魔変地神図像研究

ともにこの他にも唐代時期の論文が掲載されている。なお「奴婢売買之官文券」というのは日本の研究者によくしられた先行研究があるもので、それらへの言及もある。