拝受 日本における春秋史研究の現状と課題ほか2010/04/05 21:35

吉田章人、日本における春秋史研究の現状と課題、『歴史学研究』第830号、2007年8月。
吉田章人、魯・斉関係における婚姻と夫人、『史学』第78巻第3号、2009年10月。

吉田さんからいただいた。ありがとうございました。

拝受 明大寄託新収の中国北朝・唐代の墓誌石刻資料集―その紹介と解説2010/04/05 21:37

氣賀澤保規(編)『明大寄託新収の中国北朝・唐代の墓誌石刻資料集―その紹介と解説―』、明治大学東アジア石刻文物研究所、2010年3月。
氣賀澤保規、金仙公主と房山石経をめぐる諸問題―礪波護氏の批判に答えて―、『駿台史学』第139号、2010年3月。

前者は『古代学研究所紀要』第13号、2010年03月に収録された「特集」の紹介文、釈文、解説を「明治大学東洋資料叢刊」として別途、冊子体(総68頁)にまとめたもの。以下の紀要の特集部分で目次がわかる。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~meikodai/book_no_13.html

「氏が見せてくれるというそのものは、たくさんの建築資材が置かれている倉庫の一番奥の片隅に、それぞれダンボール紙で頑丈に包まれた状態で積み上げられていた。その数がかなりあることはわかっていても、薄暗いその場所では具体的に何か確認できない。・・・包みを解いてみて驚嘆した。正方形をした墓誌石であった。・・・年号を確認したところ、中国の北魏のものや唐のものがあった。全部で二三枚(点)が確認できた」

拝受 図説 直江兼続 人と時代2010/04/05 22:14

阿部哲人(編)『図説 直江兼続 人と時代』、天地人博2009実行委員会・米沢上杉文化振興財団、2010年3月。
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/museum_shop_zurokusyosai.htm#0901

阿部さんからいただいた。ありがとうございました。こちらの事情で少々手元に届くのが遅くなり、紹介が遅れた。「天地人博2009」で企画展示された資料の内、320点を収載。フルカラーで十分すぎるほどのコンテンツである。

2007年にも図録『特別展 直江兼続』、米沢市上杉博物館(総127頁)が刊行されているが、その企画時は兼続の知名度は高いものでなく、まさかNHKドラマと重なるとは予期していなかった。某先生に「マニアックな」というお言葉をいただいた記憶がある。
 しかし、その後、関連資料は幅広く集められ、研究の精度もより高いものとなった。本図録は総351頁で2倍以上の増量となっており、写真も以前より大きく見やすい。小島毅、中野等、山田邦明、八鍬友広と寄稿している先生方の顔ぶれも豪華。