目がかすむ ― 2010/05/02 03:32
いただいた本や雑誌、抜き刷りを紹介しようと思うのだが、他のブログでもでているから、少し時間をずらそうかと思ってます、といいわけしておきます。
月が2つにみえるのはついているからではない。乱視がひどくなっているのだろう。
月が2つにみえるのはついているからではない。乱視がひどくなっているのだろう。
拝受 正倉院文書の世界 ― 2010/05/02 19:24
丸山裕美子(著)『正倉院文書の世界―よみがえる天平の時代』 (中公新書) 、中央公論社、2010年4月。
丸山先生からいただいた。ありがとうございました。古文書や写経生の生活まで古文書の研究者は必見の情報が満載。敦煌文献などへの言及もある。丸山先生には古代医学関係の論文も多いのでその方面の話もたくさん入っていて興味深い。
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A3%E5%80%89%E9%99%A2%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E4%B8%B8%E5%B1%B1-%E8%A3%95%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/4121020545
丸山先生からいただいた。ありがとうございました。古文書や写経生の生活まで古文書の研究者は必見の情報が満載。敦煌文献などへの言及もある。丸山先生には古代医学関係の論文も多いのでその方面の話もたくさん入っていて興味深い。
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A3%E5%80%89%E9%99%A2%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E4%B8%B8%E5%B1%B1-%E8%A3%95%E7%BE%8E%E5%AD%90/dp/4121020545
拝受 ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開 ― 2010/05/02 19:29
森部豊(著)『ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開』(関西大学東西学術研究所研究叢刊36)、関西大学出版部、2010年3月。
森部先生からいただいた。ありがとうございました。
すでに各所で紹介されている。
ダイナミズムの感じられる大きなタイトルである。今後、漢文文献を用いたソグド研究において、まず読むべき著作となることは確実である。
目次はこちら。
http://www.kansai-u.ac.jp/Syppan/product/detail_product.php?control=2&tbl_product_autono=472
森部先生からいただいた。ありがとうございました。
すでに各所で紹介されている。
ダイナミズムの感じられる大きなタイトルである。今後、漢文文献を用いたソグド研究において、まず読むべき著作となることは確実である。
目次はこちら。
http://www.kansai-u.ac.jp/Syppan/product/detail_product.php?control=2&tbl_product_autono=472
拝受 隋開皇年間における官僚の長安・洛陽居住 ― 2010/05/08 01:50
室山留美子、隋開皇年間における官僚の長安・洛陽居住-北人・南人墓誌記載の埋葬地分析から-、『都市文化研究』vol.12、2010。
室山さんからいただいた。ありがとうございました。
埋葬地選択、遷葬の実態を墓誌から探った研究。
最近くたびれ気味で更新が遅れております。まだまだいただいたものがあります。
室山さんからいただいた。ありがとうございました。
埋葬地選択、遷葬の実態を墓誌から探った研究。
最近くたびれ気味で更新が遅れております。まだまだいただいたものがあります。
拝受 唐僧法進撰『梵網経注』の史料的意義 ― 2010/05/08 01:54
東野治之、唐僧法進撰『梵網経注』の史料的意義、『佛教文学』第34号、2010年3月。
東野先生からいただいた。ありがとうございました。
佛教文献に関する内容で、主に法進の注釈の手法からどのような典籍(類書など)に依拠したのかを読み取っている。南北朝隋唐期の文献や遊戯関係史料におよぶ。
東野先生からいただいた。ありがとうございました。
佛教文献に関する内容で、主に法進の注釈の手法からどのような典籍(類書など)に依拠したのかを読み取っている。南北朝隋唐期の文献や遊戯関係史料におよぶ。
拝受 長沙呉簡研究報告 2009年度特刊 ― 2010/05/10 19:25
『長沙呉簡研究報告 2009年度特刊』、科研費基盤研究(A)/三菱財団人文科学研究助成プロジェクト、2010年2月
長沙呉簡研究に関する最新の報告集。代表者の一人である関尾史郎先生からいただいた。ありがとうございました。
このブログはあくまで本の余白の書き込み程度ということで、研究費名およびプロジェクトの正式名は省略させていただく。
長短あわせて14篇が掲載される。執筆者は以下の通り。
伊藤敏雄、永田拓治、阿部幸信、關尾史郎、谷口建速、鷲尾祐子、佐川英治、安部聡一郎、鶴田一雄
おおくは調査報告もしくは短篇だが、比較的文章量が多く、まとまった内容について論じる3篇のタイトルを記しておきたい。
鷲尾祐子、走馬楼呉簡から見える家族の状況について―夫婦間の年齢差などから
谷口建速、穀物簿における「白」簡/「庫」の搬出記録
佐川英治、長沙走馬楼三国呉簡中の租税納入竹簡に関する基礎的調査(1)―“入米簿”中の「右」で始まる集計簡
長沙呉簡研究に関する最新の報告集。代表者の一人である関尾史郎先生からいただいた。ありがとうございました。
このブログはあくまで本の余白の書き込み程度ということで、研究費名およびプロジェクトの正式名は省略させていただく。
長短あわせて14篇が掲載される。執筆者は以下の通り。
伊藤敏雄、永田拓治、阿部幸信、關尾史郎、谷口建速、鷲尾祐子、佐川英治、安部聡一郎、鶴田一雄
おおくは調査報告もしくは短篇だが、比較的文章量が多く、まとまった内容について論じる3篇のタイトルを記しておきたい。
鷲尾祐子、走馬楼呉簡から見える家族の状況について―夫婦間の年齢差などから
谷口建速、穀物簿における「白」簡/「庫」の搬出記録
佐川英治、長沙走馬楼三国呉簡中の租税納入竹簡に関する基礎的調査(1)―“入米簿”中の「右」で始まる集計簡
拝受 西北出土文献研究 2009年度特刊 ― 2010/05/13 23:02
『西北出土文献研究 2009年度特刊』、科研費基盤研究(A)プロジェクト、2010年2月。
科学研究費の課題である「出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析」の調査記録・報告・論文、計7点を掲載する。代表者の關尾先生からいただいた。ありがとうございました。
執筆者は市来弘志、北村永、三崎良章、渡部武、荻美津夫、高橋秀樹、關尾史郎。
甘粛画像磚墓および画像磚を中心として、莫高窟壁画などをテーマにしたものもある。
科学研究費の課題である「出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析」の調査記録・報告・論文、計7点を掲載する。代表者の關尾先生からいただいた。ありがとうございました。
執筆者は市来弘志、北村永、三崎良章、渡部武、荻美津夫、高橋秀樹、關尾史郎。
甘粛画像磚墓および画像磚を中心として、莫高窟壁画などをテーマにしたものもある。
拝受 中世紀州の景観と地域社会 ― 2010/05/13 23:33
高木徳郎(著)『中世紀州の景観と地域社会』(高木徳郎発行、2010年4月)、総169頁。
学部・専攻同期の旧友で、この四月から母校の早稲田大学教育学部で教壇にあがることになった高木先生からいただいた。ありがとうございました。
和歌山での学芸員時代に執筆された解説や論文など16篇を「Ⅰ 棚田と文化的景観」「II 鞆淵と天野」「III 根来」「IV 熊野」にわけて再編集し、巻末にこれまでの業績一覧を整理されている。
すでに2008年に博論をもとに刊行した『日本中世地域環境史の研究』(校倉書房)があるので、2冊目の単著ということになる。
「地歴」出身らしく、地理学の専著が引用されているのが印象的。
学部・専攻同期の旧友で、この四月から母校の早稲田大学教育学部で教壇にあがることになった高木先生からいただいた。ありがとうございました。
和歌山での学芸員時代に執筆された解説や論文など16篇を「Ⅰ 棚田と文化的景観」「II 鞆淵と天野」「III 根来」「IV 熊野」にわけて再編集し、巻末にこれまでの業績一覧を整理されている。
すでに2008年に博論をもとに刊行した『日本中世地域環境史の研究』(校倉書房)があるので、2冊目の単著ということになる。
「地歴」出身らしく、地理学の専著が引用されているのが印象的。
拝受 北周の宗室 ― 2010/05/14 19:03
前島佳孝、北周の宗室、『アジア史研究(中央大学)』第34号、2010年3月。
前島さんからいただいた。ありがとうございました。
北周の宗室の分析からその政権としての特質を探っている。
前島さんからいただいた。ありがとうございました。
北周の宗室の分析からその政権としての特質を探っている。
拝受 Revision and Reinterpretation of the Choir Inscription. ― 2010/05/18 22:35
Suzuki, Kosetsu , Revision and Reinterpretation of the Choir Inscription. J. Bemmann et al. (eds.) Current Archaeological Research in Mongolia, Bonn, pp. 417-425, 2009.
モンゴルで研究中の鈴木宏節さんから電子版で抜き刷りをいただいた。鈴木さんありがとうございました。いただいたメールの一部をもって紹介にかえさせていただく。
「突厥碑文のひとつであるチョイル碑文のテキストを拓本実見と原碑確認によって再解読した成果です。既に改訂版が出ておりますので、最新の成果をフォローされる際は、ご面倒ですが,「突厥チョイル碑文再考」(『内陸アジア史研究』第 24 号, 2009 年 3 月 31 日, pp. 1-24, incl. 2 pls.)を参照ください」
前掲した御論文の英語版にあたることになる。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/06/11/4361336
モンゴルで研究中の鈴木宏節さんから電子版で抜き刷りをいただいた。鈴木さんありがとうございました。いただいたメールの一部をもって紹介にかえさせていただく。
「突厥碑文のひとつであるチョイル碑文のテキストを拓本実見と原碑確認によって再解読した成果です。既に改訂版が出ておりますので、最新の成果をフォローされる際は、ご面倒ですが,「突厥チョイル碑文再考」(『内陸アジア史研究』第 24 号, 2009 年 3 月 31 日, pp. 1-24, incl. 2 pls.)を参照ください」
前掲した御論文の英語版にあたることになる。
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2009/06/11/4361336