新収 Ages et visages de l’Asie2007/09/05 18:18

“Ages et visages de l’Asie”, Musée des Beaux-Arts de Dijon, Dijon, 1996.

ギメ美術館所蔵品をもちいたフランスのアジア探検家、旅行家に関する展示の図録。展示は1996年6月から10月にディジョン美術館で催されたとある。

 インド、カンボジア、アフガニスタン、中央アジア、チベット、中国、朝鮮、日本とそれぞれの国や地域を訪れたギメ所蔵品にゆかりある人物を時間を追って紹介し、その後にギメの所蔵品を紹介するかたちになっている。中央アジアはペリオ(P.Pelliot)、中国はセガレン(V.Segalen)、日本はギメ(É.Guimet)と関連づけられている。
 セガレンについては寡聞にして知らなかったのだが、フランス、ブレストに生まれ海軍の軍医をしていた人物で、ポリネシアなどにもいっている。シャバンヌと連絡を取っていたようで、中国に関する著作も多いようである。図録表紙の向かって左端の人物がセガレン。

追加(9/6)
アフガニスタンはアッカン(J.Hackin)に関連づけられている。

ギメ美術館(日本語ページ)
http://www.museeguimet.fr/-rubrique4-

アフガニスタン文化研究所 Newsletter6 ○アッカンの紹介がある。
www.isca-japan.com/ENGLISH/pdf/NL/NL_6.pdf

ディジョン美術館(参考まで)
http://jp.franceguide.com/%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e%e5%88%a5%e3%81%ae%e6%97%85/%e4%b8%bb%e3%81%aa%e9%83%bd%e5%b8%82/%e7%94%ba%e3%82%92%e8%a8%aa%e3%82%8c%e3%82%8b/dijon/home.html?NodeID=203