新収 日本における書籍蒐蔵の歴史2007/03/08 03:25

川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』(ぺりかん社、1999年2月)。
http://www.bk1.co.jp/product/1665992

著名な書誌学者による概説書。金沢文庫をめぐる日本の本の歴史や江戸・明治期の蔵書家について書かれている。著者は善本をみている量が桁違いなので、ほかの研究者には気づかないことまで目がいきとどくようだ。その成果が気軽によめる感じがよい。
 ただ、内容はそういった部分が半分、裏話(人間関係とか)が半分、のような気がする。裏話的なところをどう評価するかで印象はわかれるだろう。
 すこし私が関心ある記述(数頁)があるということを耳にしたので購入。

目次はこちらにある。
http://d.hatena.ne.jp/okjm/20060217

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