新収 Revue Bibliographique de Sinologie ― 2007/09/22 01:36
“Revue Bibliographique de Sinologie2003-2005”(volume XXI) ,L'École des hautes études en sciences sociales,Paris,2006.
欧米のみならず、日本、中国、台湾で発表された個々の論文の要約。いわゆるひとつの・・「回顧と展望」みたいなものである。レビューは担当者によって英語か仏語のいずれかで書かれている。
日本の論文はほとんどが『東洋史研究』か、『印度学仏教学研究』に掲載されたものから一部を抜き出したもの。他はきわめて少ない。『史学雑誌』「回顧と展望」の稠密度はあらためてすごいものだと再認識した。またこの2誌に載った論文が日本の研究動向の目安としてとらえられる可能性があるということか。しかし、特にセレクトした論文を欧文で書いて出版している東洋文庫の“Memoirs”がとりあげられてないのはなんでだろう。
http://www.toyo-bunko.or.jp/publication/Memoirs/Memoirs63.html
中国の雑誌では『中国史研究』、『中国社会経済史研究』、『中国経済史研究』、『中国農史』、『歴史研究』、『敦煌研究』あたりに掲載された論文がよくとりあげられているようである。
かの国でもみかけたが最近のものがなかったので、ネットで購入。
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AA10536829
http://www.umass.edu/wsp/sinology/journals/rbs.html
欧米のみならず、日本、中国、台湾で発表された個々の論文の要約。いわゆるひとつの・・「回顧と展望」みたいなものである。レビューは担当者によって英語か仏語のいずれかで書かれている。
日本の論文はほとんどが『東洋史研究』か、『印度学仏教学研究』に掲載されたものから一部を抜き出したもの。他はきわめて少ない。『史学雑誌』「回顧と展望」の稠密度はあらためてすごいものだと再認識した。またこの2誌に載った論文が日本の研究動向の目安としてとらえられる可能性があるということか。しかし、特にセレクトした論文を欧文で書いて出版している東洋文庫の“Memoirs”がとりあげられてないのはなんでだろう。
http://www.toyo-bunko.or.jp/publication/Memoirs/Memoirs63.html
中国の雑誌では『中国史研究』、『中国社会経済史研究』、『中国経済史研究』、『中国農史』、『歴史研究』、『敦煌研究』あたりに掲載された論文がよくとりあげられているようである。
かの国でもみかけたが最近のものがなかったので、ネットで購入。
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AA10536829
http://www.umass.edu/wsp/sinology/journals/rbs.html
新収 中国古代書坊研究 ― 2007/09/22 20:35
威福康『中国古代書坊研究』商務印書館、2007年。
書名にひかれて購入してみた。
唐代から清代までの書坊と坊刻本が対象となっている。書坊で販売目的につくられていた本を坊刻本と呼ぶ。これに対して官署で作られたのが官本ということになる。なお著者は冒頭で数ページにわたり「書坊」の定義をこころみている。
ただ、書影がいくつも載ってますが全然見えません。最近、大陸の本の質はかなり良くなってきていますが、この辺の作り込みがどうも。
書名にひかれて購入してみた。
唐代から清代までの書坊と坊刻本が対象となっている。書坊で販売目的につくられていた本を坊刻本と呼ぶ。これに対して官署で作られたのが官本ということになる。なお著者は冒頭で数ページにわたり「書坊」の定義をこころみている。
ただ、書影がいくつも載ってますが全然見えません。最近、大陸の本の質はかなり良くなってきていますが、この辺の作り込みがどうも。
新収 北朝胡姓考(修訂本) ― 2007/09/22 22:06
姚薇元『北朝胡姓考』(修訂本)、中華書局、2007年7月。
五胡北朝史の基本工具書。1962年、科学出版社初版。胡姓(いわゆる漢人でない姓)の一族、その淵源を考察したもの。『魏書』官氏志、石刻史料などが多用される。
初版と異なるのは陳寅恪による自筆序文、『清華学報』に掲載された姚薇元「宋書索虜伝南斉書魏虜伝北人姓名考証」が付いたほか、若干修正が入ったようである。
出版説明によるとこの本の初版が出た後、北朝隋唐の墓誌が大量に発見され、大幅増補が可能となっているが、古典的名著としてあえて大幅な修正は加えなかったということのようである。
五胡北朝史の基本工具書。1962年、科学出版社初版。胡姓(いわゆる漢人でない姓)の一族、その淵源を考察したもの。『魏書』官氏志、石刻史料などが多用される。
初版と異なるのは陳寅恪による自筆序文、『清華学報』に掲載された姚薇元「宋書索虜伝南斉書魏虜伝北人姓名考証」が付いたほか、若干修正が入ったようである。
出版説明によるとこの本の初版が出た後、北朝隋唐の墓誌が大量に発見され、大幅増補が可能となっているが、古典的名著としてあえて大幅な修正は加えなかったということのようである。