Marginal Notes & Marginalia

杏雨書屋武田科学振興財団、『杏雨』第11号、2008年。

総ページ数826頁。まるで本というより辞書。

宮川浩也・荒川緑・左合昌美・小曾戸洋
　『黄帝内経太素』巻二十一・二十七（杏雨書屋蔵本、翻字注、解題）
古泉圓順
　杏雨書屋蔵『香要抄』一　（杏雨書屋蔵本、釈文校異、解題）

研究会講演録
　芝哲夫、江戸時代の京大坂の医家
　酒井シヅ、池田謙斎宛のドイツ留学生からの手紙
　土井康弘、日本初の理学博士　伊藤圭介
　平野満、伊藤圭介宛て書簡にみる交流と諸情報

多治比郁夫、佐伯理一郎書簡集など(杏雨書屋所蔵書簡集（六）)
田中圭子、杏雨書屋所蔵『香秘書』影印と翻刻

杏雨書屋研究奨励論文
　平野恵、十九世紀江戸・東京における採薬対象地域の研究（一）
　土井康弘、定性分析書『舎密便覧』出版の背景
　湯城吉信、中井履軒の名物学ーその「左九羅帖」「画觽」を読む
　湯城吉信、中井履軒「左九羅帖」「画觽」本文・注釈

内林政夫、中国事物あれこれ（下）