新収 「朱子語類」抄 ― 2009/05/22 01:33
三浦国雄『「朱子語類」抄』(講談社学術文庫)、講談社、2008年10月。
「朱子語類」のエッセンスをとりだし、解説・訳注を付したもの。
くだけた訳文のせいもあるが、意外に朱子の言行には親しみやすいところがあるように思えた。
宋代以降の口語に近い漢文でかかれているようで現代中国語のようにみえる箇所も少なくない。この訳注を作成するのにどれだけの時間がつかわれているかを考えると気が遠くなる。
「読書は何よりもまず、先に自分の意見を立てて読んではならぬ。ちょっと大意をつかむともう面倒がって、これでやめた、ということのないように」。(p.130)。
きびしい。もちろん途中までしか読んでいない。
「朱子語類」のエッセンスをとりだし、解説・訳注を付したもの。
くだけた訳文のせいもあるが、意外に朱子の言行には親しみやすいところがあるように思えた。
宋代以降の口語に近い漢文でかかれているようで現代中国語のようにみえる箇所も少なくない。この訳注を作成するのにどれだけの時間がつかわれているかを考えると気が遠くなる。
「読書は何よりもまず、先に自分の意見を立てて読んではならぬ。ちょっと大意をつかむともう面倒がって、これでやめた、ということのないように」。(p.130)。
きびしい。もちろん途中までしか読んでいない。