Xie xie da jia ― 2009/09/01 18:41

吃湖北菜 論中古史
聴多意見 謝謝大家
※写真は東方航空内でだされた「孔明菜」。「吃孔明菜、謀天下事」というフレーズが付されている。
聴多意見 謝謝大家
※写真は東方航空内でだされた「孔明菜」。「吃孔明菜、謀天下事」というフレーズが付されている。
拝受 内藤湖南の敦煌学 ― 2009/09/02 02:42
高田時雄、内藤湖南の敦煌学、『東アジア文化交渉研究』別冊第3号、2008年12月。
高田時雄、清末の英語学-鄺其照とその著作、『東方学』第117輯、2009年1月。
高田時雄、(紹介)『新獲吐魯番出土文献』上下二冊、『東洋史研究』 第68巻第1号、2009年6月。
高田先生からいただいた。ありがとうございました。最後の一点は前掲している。
高田時雄、清末の英語学-鄺其照とその著作、『東方学』第117輯、2009年1月。
高田時雄、(紹介)『新獲吐魯番出土文献』上下二冊、『東洋史研究』 第68巻第1号、2009年6月。
高田先生からいただいた。ありがとうございました。最後の一点は前掲している。
新収 唐代史研究 第12号 ― 2009/09/02 02:55
唐代史研究会(編)『唐代史研究』 第12号、2009年8月。
“隋唐帝国と隣接諸国ー国際構造論へのアプローチ”という特集がくまれており、以下の論文が掲載される。
井上直樹、八世紀中葉の新羅・唐関係ー孝成王代を中心に
平田陽一郎、周隋革命と突厥情勢-北周・千金公主の降嫁を中心に
林謙一郎、南詔王権の確立・変質と唐・吐蕃関係ー和親(公主降嫁)の意味するもの
藤野月子、唐代における和蕃公主の降嫁をめぐって-対吐蕃関係を中心とした
そのほかに論説一本。
魏斌、漢唐間江南名山的興起-祀典・信仰・知識-
書評五本。
水間大輔、(書評・紹介)池田雄一著『中国古代の律令と社会』
古畑徹、榎本淳一著『唐王朝と古代日本』
岡野誠、大津透(編)『日唐律令研究の新段階』
吉永匡史・武井紀子、『唐研究』第14号(天聖令特集号)
窪添慶文、堀敏一著『東アジア世界の歴史』
この他にも学会参加報告などの記事が載る。
“隋唐帝国と隣接諸国ー国際構造論へのアプローチ”という特集がくまれており、以下の論文が掲載される。
井上直樹、八世紀中葉の新羅・唐関係ー孝成王代を中心に
平田陽一郎、周隋革命と突厥情勢-北周・千金公主の降嫁を中心に
林謙一郎、南詔王権の確立・変質と唐・吐蕃関係ー和親(公主降嫁)の意味するもの
藤野月子、唐代における和蕃公主の降嫁をめぐって-対吐蕃関係を中心とした
そのほかに論説一本。
魏斌、漢唐間江南名山的興起-祀典・信仰・知識-
書評五本。
水間大輔、(書評・紹介)池田雄一著『中国古代の律令と社会』
古畑徹、榎本淳一著『唐王朝と古代日本』
岡野誠、大津透(編)『日唐律令研究の新段階』
吉永匡史・武井紀子、『唐研究』第14号(天聖令特集号)
窪添慶文、堀敏一著『東アジア世界の歴史』
この他にも学会参加報告などの記事が載る。
新収 戊辰雪冤 ― 2009/09/02 21:39
友田昌宏(著)『戊辰雪冤-米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」』(講談社現代新書)、講談社、2009年8月。
宮島誠一郎は幕末の米沢藩士であり、明治以後は参事院・宮内省等に奉職、貴族院議員になった人物である。国内の元老らとの交流が深く、日本の対中国観を考える上でも興味深い人物の一人である。
この本は時代がおおきく変化していくなかで宮島が抱き続けた意識とその遍歴を追っている。基本的に米沢藩と明治政府が舞台である。
宮島誠一郎関連史料は国会図書館と早稲田大学図書館にまとまったコレクションとなっており、それらが用いられている。
宮島誠一郎は幕末の米沢藩士であり、明治以後は参事院・宮内省等に奉職、貴族院議員になった人物である。国内の元老らとの交流が深く、日本の対中国観を考える上でも興味深い人物の一人である。
この本は時代がおおきく変化していくなかで宮島が抱き続けた意識とその遍歴を追っている。基本的に米沢藩と明治政府が舞台である。
宮島誠一郎関連史料は国会図書館と早稲田大学図書館にまとまったコレクションとなっており、それらが用いられている。
新刊 米沢藩興譲館書目集成 全4巻 ― 2009/09/03 04:21

朝倉治彦(監修) 岩本篤志(編集・解説) 青木昭博 (解説) 『米沢藩興譲館書目集成』 全4巻 、ゆまに書房、2009年8月。
直江兼続の蒐書にはじまるといわれる米沢藩ゆかりの蔵書目録を集成。その蔵書はいまなお、米沢の地に伝わり、中世の学問の息吹や上杉鷹山によって設立された興譲館や好生堂といった近世を代表する学問所の気風を伝えている。往時の蔵書の全貌とその変遷とに接近することを可能とした貴重な書目集。
●藩校興譲館や江戸藩邸など関係各所で作成された元禄期から昭和初期にいたる主要な書目を収録。書目には貸借記録や書籍に関する注記が付されていることもあり、書誌学的、史料的価値が高い。
●これまでほとんど研究に利用されてこなかった書目(四目録、林泉文庫寄贈書及書目)を収録しており、藩の蔵書管理や書籍の聚散過程があきらかになる。
●個々の書籍の来歴や蔵書群の形成を把握しやすくするため、主要書目を対象とした書名索引を付した。米沢藩旧蔵書の研究のほか、近世大名の蔵書や藩校研究等にも至便である。
http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843332504
【訂正】 (今後も追加します)
・第3巻 索引 p.23 「つ」の見出しをいれる。
・第3巻 索引 「邸」のページ数が該当巻(第1巻)のノンブルと1頁ずつズレている。
・第3巻 索引 党陰比事→棠陰比事
・第4巻 p.562/12行目 (誤)「麻谷蔵書」→(正)「麻谷藏書」
・第4巻 p.564 (誤)東北諸藩における蒐集→(正)東北諸藩における蒐書
直江兼続の蒐書にはじまるといわれる米沢藩ゆかりの蔵書目録を集成。その蔵書はいまなお、米沢の地に伝わり、中世の学問の息吹や上杉鷹山によって設立された興譲館や好生堂といった近世を代表する学問所の気風を伝えている。往時の蔵書の全貌とその変遷とに接近することを可能とした貴重な書目集。
●藩校興譲館や江戸藩邸など関係各所で作成された元禄期から昭和初期にいたる主要な書目を収録。書目には貸借記録や書籍に関する注記が付されていることもあり、書誌学的、史料的価値が高い。
●これまでほとんど研究に利用されてこなかった書目(四目録、林泉文庫寄贈書及書目)を収録しており、藩の蔵書管理や書籍の聚散過程があきらかになる。
●個々の書籍の来歴や蔵書群の形成を把握しやすくするため、主要書目を対象とした書名索引を付した。米沢藩旧蔵書の研究のほか、近世大名の蔵書や藩校研究等にも至便である。
http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843332504
【訂正】 (今後も追加します)
・第3巻 索引 p.23 「つ」の見出しをいれる。
・第3巻 索引 「邸」のページ数が該当巻(第1巻)のノンブルと1頁ずつズレている。
・第3巻 索引 党陰比事→棠陰比事
・第4巻 p.562/12行目 (誤)「麻谷蔵書」→(正)「麻谷藏書」
・第4巻 p.564 (誤)東北諸藩における蒐集→(正)東北諸藩における蒐書
新収 新潟史学 第61号 ― 2009/09/03 17:48
新潟史学会、『新潟史学』 第61号、2009年8月。
特に関心のあるものだけを抜き出した。
浅倉有子、近世・近代における「上杉家文書」の整理・管理とその変容
田中洋史、(書評・新刊紹介)矢田俊文編『直江兼続』
浅倉論文の扱う内容は米沢藩の文書の資料学的研究において重要な画期をなすものとみうけられる。
実は前掲の『米沢藩興譲館書目集成』の解説はこれまでの米沢藩の文書研究を横目に、同藩の書籍の研究が「歴史学的に」同水準か、それより一歩前に出るつもりで書いたのだが、浅倉論文によって拙論が補われる点が少なくない。ただかたや文書中心、かたや書籍中心なので相補う点もあるようには思う。不遜ながら。
ともあれ、私にとっては「漢字文化圏」と日本の一地域の知識・生活の結びつきを考える機会になっただけでなく、近代以前に組織的に残された史資料の性格を理解する良い機会となった。
特に関心のあるものだけを抜き出した。
浅倉有子、近世・近代における「上杉家文書」の整理・管理とその変容
田中洋史、(書評・新刊紹介)矢田俊文編『直江兼続』
浅倉論文の扱う内容は米沢藩の文書の資料学的研究において重要な画期をなすものとみうけられる。
実は前掲の『米沢藩興譲館書目集成』の解説はこれまでの米沢藩の文書研究を横目に、同藩の書籍の研究が「歴史学的に」同水準か、それより一歩前に出るつもりで書いたのだが、浅倉論文によって拙論が補われる点が少なくない。ただかたや文書中心、かたや書籍中心なので相補う点もあるようには思う。不遜ながら。
ともあれ、私にとっては「漢字文化圏」と日本の一地域の知識・生活の結びつきを考える機会になっただけでなく、近代以前に組織的に残された史資料の性格を理解する良い機会となった。
拝受 孫呉年号与符瑞問題 ― 2009/09/03 18:26
魏斌、孫呉年号与符瑞問題、『漢学研究』第27巻第1期(総号第56号)、2009年3月。
魏斌先生からいただいた。ありがとうございました。2007年の「中国中古史中日青年学者聯誼会」でのコメントへの謝辞が付されている。
魏斌先生からいただいた。ありがとうございました。2007年の「中国中古史中日青年学者聯誼会」でのコメントへの謝辞が付されている。
拝受 武風壮盛到重文軽武-再論北斉傾覆之因 ― 2009/09/04 19:11
胡勝源、武風壮盛到重文軽武-再論北斉傾覆之因、『興大歴史学報』第20期、2008年。
胡勝源、河陰之変新探-以爾朱榮為中心的討論、中国中古「社会与国家」史料典籍研読会成果研討会、2008年。
胡勝源、「人心思魏」与魏斉禅代、『台大歴史学報』第42期、2008年12月。
胡さんからいただいた。ありがとうございました。北朝史の研究は日本でも盛んなので、最近の研究動向を是非参考にして頂きたいと思う。
胡勝源、河陰之変新探-以爾朱榮為中心的討論、中国中古「社会与国家」史料典籍研読会成果研討会、2008年。
胡勝源、「人心思魏」与魏斉禅代、『台大歴史学報』第42期、2008年12月。
胡さんからいただいた。ありがとうございました。北朝史の研究は日本でも盛んなので、最近の研究動向を是非参考にして頂きたいと思う。
拝受 唐宋時代における礼書の意義を論ずる 他 ― 2009/09/04 19:34
張文昌、唐徳宗重建礼制秩序与『大唐郊祀録』的編纂、『興大歴史学報』第19期、2007年11月。
張文昌、論唐宋礼典中的仏教与民俗因素及其影響、『唐史論叢』第10輯、2008年2月。
張文昌・遠藤隆俊、唐宋時代における礼書の意義を論ずる-中国における儀礼発展の視角から、『高知大学教育学部研究報告』第68号、2008年3月。
張文昌、中国礼典伝統形成与礼官職能演変之関係-以魏晋南北朝探索中心、『興大人文学報』第40期、2008年3月。
張文昌、論唐代後期之太常礼典、『文史』2008年第4輯、2008年11月。
張先生からいただいた。ありがとうございました。個人的には上から4番目の論文が気になっている。
張文昌、論唐宋礼典中的仏教与民俗因素及其影響、『唐史論叢』第10輯、2008年2月。
張文昌・遠藤隆俊、唐宋時代における礼書の意義を論ずる-中国における儀礼発展の視角から、『高知大学教育学部研究報告』第68号、2008年3月。
張文昌、中国礼典伝統形成与礼官職能演変之関係-以魏晋南北朝探索中心、『興大人文学報』第40期、2008年3月。
張文昌、論唐代後期之太常礼典、『文史』2008年第4輯、2008年11月。
張先生からいただいた。ありがとうございました。個人的には上から4番目の論文が気になっている。
拝受 書評:王永興『唐代前期軍事史略論稿』 ― 2009/09/07 17:36
古怡青、書評:王永興『唐代前期軍事史略論稿』、『輔仁歴史学報』第21期、2008年。
古先生からいただいた。ありがとうございました。
古先生からいただいた。ありがとうございました。