新収 世界史史料 ほか2011/06/08 19:48

歴史学研究会(編)『世界史史料4、東アジア・内陸アジア・東南アジアII 10-18世紀』、岩波書店、2010年11月。
V.Vバルトリド(著)小松久男(監訳)『トルキスタン文化史2』(東洋文庫806)、平凡社、2011年3月。

ともに以前購入したものの続編。購入してずいぶん時間が経った。まだまだ記録しておこうとおもう雑誌、図書が山積。
 今年はさらに内陸アジア・中央アジア関連の日本語図書が続々と刊行されているが、ある程度入手した順に記録しているので紹介するのはいつになることか。

新収 三国志-演義から正史へ、そして史実へ ほか2011/06/08 19:58

渡邉義浩(著)『三国志-演義から正史へ、そして史実へ』(中公新書2099)、中央公論社、2011年3月。

三村太郎(著)『天文学の誕生-イスラーム文化の役割』(岩波科学ライブラリー173)、岩波書店、2010年8月。
ダニエル・ジャカール(著)吉村作治(監修)遠藤ゆかり(訳)『アラビア科学の歴史』(知の再発見叢書131)創元社、2006年12月。

近藤好和(著)『武具の日本史』(平凡社新書539)、平凡社、2010年8月。
宇田川武久(著)『江戸の砲術師たち』(平凡社新書512)、平凡社、2010年2月。

自分が知らない世界にちょっと入り込めた気がするのが新書の類の良いところである。またむずかしい研究が平易に説明されていたりもする。長時間移動の際にでも読もうと購入。いずれも読了していない。

新収 却穀食気・導引図・養生方・雑療方2011/06/08 20:25

白杉悦雄・坂内栄夫(著)、馬王堆出土文献訳注叢書編集委員会(編)『却穀食気・導引図・養生方・雑療方』 (馬王堆出土文献訳注叢書) 、東方書店、2011年2月。

待望の翻訳。これまた購入して長い時間が過ぎてしまった
 たしか十四点ほどになる馬王堆医書のうち、『漢書』藝文志の医書の四分類を適用した場合に「経方」に分類可能な『五十二病方』は既刊。講義で利用させていただいており、便利で画期的。今回刊行された内容は不老長生に重きをおくもので、おなじく藝文志の分類では「神仙」類にふくまれる。残り二分類『足臂十一脈灸経』等の「医経」類、『胎産書』・『十問』などの「房中」類をおさめる各続刊の完成がまちどおしい。
 なお、馬王堆医書については京大人文研研究班による『新発現中国科学史資料の研究(訳注篇)』(1985年)におさめられたものがあり、今回の新訳ではその成果もふまえられているようである。

http://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4497210081&bookType=jp