新収 律令制研究入門 他 ― 2012/02/06 20:06
大津透(編)『律令制研究入門』、名著刊行会、2011年12月。
黄正建(主編)『『天聖令』与唐宋制度研究』、中国社会科学出版社、2011年3月。
前者概要
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4839003696.html
後者概要
http://www.frelax.com/cgilocal/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=TSLY398146
長大な研究史をベースにするも『天聖令』の公開によってあらたなスタートがきられたといえる東アジアの律令制研究に関する論文集。ともにかなりこなれたかたちで整理されておりこの5年ほどの研究史におけるメルクマールといってよい存在。今後、唐宋史、日本古代史を理解する上で避けて通れない業績である。
ただ、この成果をみると、中国では唐宋史および法制史の研究者で研究が進められており、日本では日本古代史研究者の主導で精力的に研究がすすめられている様子がうかがえる。これから日本の東洋史研究者の積極的な反応も期待されるところである。
『新史料・新観点・新視角 天聖令論集』
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2011/02/28/5711670
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/26/4028239
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2006/11/27/971254
黄正建(主編)『『天聖令』与唐宋制度研究』、中国社会科学出版社、2011年3月。
前者概要
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4839003696.html
後者概要
http://www.frelax.com/cgilocal/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=TSLY398146
長大な研究史をベースにするも『天聖令』の公開によってあらたなスタートがきられたといえる東アジアの律令制研究に関する論文集。ともにかなりこなれたかたちで整理されておりこの5年ほどの研究史におけるメルクマールといってよい存在。今後、唐宋史、日本古代史を理解する上で避けて通れない業績である。
ただ、この成果をみると、中国では唐宋史および法制史の研究者で研究が進められており、日本では日本古代史研究者の主導で精力的に研究がすすめられている様子がうかがえる。これから日本の東洋史研究者の積極的な反応も期待されるところである。
『新史料・新観点・新視角 天聖令論集』
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2011/02/28/5711670
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2008/12/26/4028239
http://iwamoto.asablo.jp/blog/2006/11/27/971254