拝受 環日本海研究年報 ― 2008/04/09 17:51
『環日本海研究年報』第15号、2008年2月。
本誌は新潟大学では息の長い学術雑誌の部類にはいる。掲載されるものは近現代史の論文が多いが、東アジア古代史、中国文学に関係する論文も載る。
本号の執筆者は以下の通り。
真水康樹、梅田純子、麓慎一、荻美津夫、石井周、劉家鑫・楊鳳蓮、盧守助、広川佐保、井村哲郎。
荻論文の題名は「北魏時代の音楽資料-北魏墓陶俑、雲崗石窟を中心に」となっている。
他にはたとえば、梅田「中国人「花嫁」斡旋業者の問題について」は現代の問題をあつかう。この二点だけでみても本誌の内容が多岐にわたることが理解できるであろう。
ところで、新潟大学の場合、Nuarという名前のリポジトリをつくり、既刊の論文をオンラインで見ることができるようになっている。
http://repository.lib.niigata-u.ac.jp/
このサイトでこれまで紹介した「環日本海研究年報」とか「比較宗教思想研究」とか「資料学研究」などの雑誌名、論文名で検索すれば、現段階でも一昨年度の前号の論文くらいは、多くがそのまま読める。
このように「リポジトリ」をつくって大学の紀要類を公開するという流れは全国的なものとなりつつある。
http://www.nii.ac.jp/irp/list/
(学術機関リポジトリ一覧)
関連する記事としてARGのブログに次のような紹介がある。
国立大学協会、機関リポジトリを利用した研究論文集を公開(2008-03-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080409/1207667498
ちなみにこのARG(Academic Resource Guide)というサイトは研究者や図書館、出版関係の人は注目である(というか、そんなこと釈迦に説法かもしれない)。ネットに関わる様々な学術情報をブログやメルマガで紹介している老舗の情報源のひとつ。
本誌は新潟大学では息の長い学術雑誌の部類にはいる。掲載されるものは近現代史の論文が多いが、東アジア古代史、中国文学に関係する論文も載る。
本号の執筆者は以下の通り。
真水康樹、梅田純子、麓慎一、荻美津夫、石井周、劉家鑫・楊鳳蓮、盧守助、広川佐保、井村哲郎。
荻論文の題名は「北魏時代の音楽資料-北魏墓陶俑、雲崗石窟を中心に」となっている。
他にはたとえば、梅田「中国人「花嫁」斡旋業者の問題について」は現代の問題をあつかう。この二点だけでみても本誌の内容が多岐にわたることが理解できるであろう。
ところで、新潟大学の場合、Nuarという名前のリポジトリをつくり、既刊の論文をオンラインで見ることができるようになっている。
http://repository.lib.niigata-u.ac.jp/
このサイトでこれまで紹介した「環日本海研究年報」とか「比較宗教思想研究」とか「資料学研究」などの雑誌名、論文名で検索すれば、現段階でも一昨年度の前号の論文くらいは、多くがそのまま読める。
このように「リポジトリ」をつくって大学の紀要類を公開するという流れは全国的なものとなりつつある。
http://www.nii.ac.jp/irp/list/
(学術機関リポジトリ一覧)
関連する記事としてARGのブログに次のような紹介がある。
国立大学協会、機関リポジトリを利用した研究論文集を公開(2008-03-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080409/1207667498
ちなみにこのARG(Academic Resource Guide)というサイトは研究者や図書館、出版関係の人は注目である(というか、そんなこと釈迦に説法かもしれない)。ネットに関わる様々な学術情報をブログやメルマガで紹介している老舗の情報源のひとつ。