新収 東魏北斉荘厳紋祥研究2008/05/26 17:54

蘇鉉淑(著)、『東魏北斉荘厳紋祥研究-以仏教石造像及墓葬壁画為中心』文物出版社、2008年1月。

 東魏北斉期の造像や壁画墓に用いられている紋様を分析したもの。とくに考古資料をあつかううえで有用な視点を含んでいる。
 上下篇にわかれており、上篇は地域別考察、下篇は紋様(宝塔紋、宝珠紋、樹木紋)の研究に重点がおかれている。またソグド人などによってもたらされたとみられる西方由来の紋様への言及もある。